Trend Micro Email Securityでは、送信者ドメインに基づいて逆引きDNS検証のルールを設定できます。送信者ドメインとは、メール送信者のエンベロープアドレスに含まれているドメインです。
Trend Micro Email Securityでは、各ルールで2つのレベルの逆引きDNS検証がサポートされます。
メール送信元IPアドレスにPTRレコードが存在するかどうか
PTRレコードが存在する場合は、メール送信元IPアドレスのPTRレコードと一致するアドレスレコード (Aレコード) が存在するかどうか
受信メッセージの送信者ドメインが複数のルールと一致する場合、Trend Micro Email Securityは最も一致率の高いルールを使用します。たとえば、以下の3つのルールを設定しているとします。
subdomain.example.com用のルール1
*.example.com用のルール2
*.subdomain.example.com用のルール3
受信メッセージの送信者ドメイン |
一致したルール |
---|---|
subdomain.example.com |
ルール1 |
a.example.com |
ルール2 |
a.subdomain.example.com |
ルール3 |
a.b.com |
初期設定のルール |