MTA-STSを使用して、メールをドメインに送信するSMTP接続を保護するには、ドメインごとにDNSレコードを追加し、ポリシーを公開する必要があります。必要に応じて、ドメインごとにTLSレポートのDNSレコードを追加して、MTA-STSで保護されたTLSピアからレポートを受信できます。
MTA-STSのDNSレコードの例を次に示します。
_mta-sts.example.com. 3600 IN TXT v=STSv1; id=20220831012215;
「example.com」ドメインのMTA-STSポリシーの例を次に示します。このポリシーはhttps://mta-sts.example.com/.well-known/mta-sts.txtで公開する必要があります。
version: STSv1 mode: enforce mx: *.in.tmes.trendmicro.com mx: *.tmes.trendmicro.com max_age: 604800
提供元サイト |
[mx] の値 |
---|---|
北米、中南米、アジア太平洋地域 |
|
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域 |
|
オーストラリア、ニュージーランド地域 |
|
日本 |
|
シンガポール |
|
インド |
|
TLSレポートのDNSレコードの例を次に示します。
_smtp._tls.example.com. 3600 IN TXT v=TLSRPTv1;rua=mailto:reports@example.com