SPFレコードの追加

Sender Policy Framework (SPF) は送信者アドレスの偽造を防ぐためのオープンスタンダードです。SPFレコードはDNSレコードの一種で、ドメインを代表してメールメッセージを送信することを許可されているメールサーバを特定します。SPFレコードは、ドメインの偽装したアドレスを使ってスパムメール送信者がメッセージを送信できないようにするために使用します。

  1. DNSホスティングプロバイダのWebサイトにアクセスします。
  2. 既存のSPFレコードを編集するか、またはSPF用に新しいTXTレコードを作成します。

    ドメインのSPFレコードがある場合は、トレンドマイクロの現在のレコードに必要な値を追加します。たとえば、次のTXTレコードがあるとします。

    v=spf1 ip4:x.x.x.x include:spf.example.com ~all

    このレコードを次のように変更します。

    v=spf1 ip4:x.x.x.x include:<[送信サーバ] セクションのSPFレコード> include:spf.example.com ~all

    重要:

    1つのドメインで指定できるSPFのTXTレコードは1つのみに限られます。ドメインに複数のSPFレコードがあると、メッセージ受信者の配信ポリシーによっては、メッセージが配信されなかったり、スパムとして分類されてしまうことがあります。