移行されないデータ

次の表は、InterScan MSSまたはIMSVAの管理コンソールからTrend Micro Email Securityに移行されない設定とその理由について示しています。エンドユーザメール隔離コンソールの設定はすべて移行されません。

注:

移行されない設定の詳細については、移行の完了後、Trend Micro Email Security管理コンソールからデータ移行レポートをダウンロードして確認してください。

InterScan MSSまたはIMSVAでのナビゲーション	設定	注釈
ダッシュボード	すべての設定	ダッシュボードには、過去のメールトラフィックや検索結果の統計概要が表示されます。Trend Micro Email Securityには、より強力なダッシュボード機能が用意されています。
システムステータス	すべての設定	Trend Micro Email Securityはクラウドベースの製品です。システムステータス情報を表示する必要はありません。
クラウドプレフィルタ	すべての設定	Trend Micro Email Securityはクラウドベースの製品です。クラウドプレフィルタ情報を表示する必要はありません。
[ポリシー] > [ポリシーリスト]	[手順1: 受信者と送信者の選択] 画面の設定 [このルールの適用対象] ドロップダウンリストの [POP3] オプション [手順2: 検索条件の選択] 画面の設定 [C&Cメール] の [C&Cメール設定] チェックボックス [その他] の [受信の時間帯] チェックボックス [その他] の [メッセージを復号化できません] チェックボックス [その他] の [スプーフィングされた内部メッセージ] チェックボックス [手順3: 処理の選択] 画面の設定 [変更] の [配信を保留] チェックボックス [監視] の [変更済みメッセージの保存先] チェックボックス	Trend Micro Email Securityでは、これらの設定をサポートしません。
[ポリシー] > [検索の除外]	すべての設定	Trend Micro Email Securityには、InterScan MSSまたはIMSVAの設定とは異なる、より強力な検索除外設定が用意されています。Trend Micro Email Securityの検索除外は手動で設定する必要があります。
[ポリシー] > [ポリシーオブジェクト] > [DLPコンプライアンステンプレート]	事前定義済みのDLPコンプライアンステンプレート	Trend Micro Email Securityには、すでに事前定義された情報漏えい対策コンプライアンステンプレートが用意されています。
[ポリシー] > [ポリシーオブジェクト] > [DLPデータ識別子]	事前定義済みの式、ファイル属性、およびキーワードリスト	Trend Micro Email Securityには、すでに事前定義された情報漏えい対策データ識別子が用意されています。
[ポリシー] > [検索エンジン]	すべての設定	Trend Micro Email Securityでは、[高度な脅威検索エンジン] が自動的に有効になります。
[ポリシー] > [内部アドレス]	すべての設定	InterScan MSSまたはIMSVAでは、[内部アドレス] メニューを使用してポリシー設定のメールトラフィックの方向を決定します。これはTrend Micro Email Securityでは必要ありません。
[ポリシー] > [Smart Protection]	すべての設定	Trend Micro Email Securityでは、[Smart Protection] が自動的に有効になります。
[ポリシー] > [暗号化設定]	すべての設定	これらの設定はオンプレミス製品向けに設計されています。Trend Micro Email Securityはすべての暗号化設定をクラウドサーバ上で自動的に完了します。
[送信者フィルタ] > [概要]	すべての設定	Trend Micro Email Securityでは、ブロックされたトラフィックの詳細を [ログ] > [メール追跡] で確認できます。
[送信者フィルタ] > [ルール]	すべての設定	Trend Micro Email Securityはこの機能をサポートしていません。
[送信者フィルタ] > [不審なIP]	すべての設定	Trend Micro Email Securityはこの機能をサポートしていません。
レポート	すべての設定	Trend Micro Email Securityには、より強力なレポート機能が用意されています。
ログ	すべての設定	Trend Micro Email Securityには、より強力なログクエリ機能が用意されています。
メール領域とキュー	すべての設定	Trend Micro Email Securityには、より強力な隔離クエリ機能が用意されています。その他のメールキュー管理はTrend Micro Email Securityでサポートされません。
管理	DKIM署名を除くすべての設定	InterScan MSSまたはIMSVAによって提供されるこれらの機能は主にオンプレミス製品向けであるのに対し、Trend Micro Email Securityはクラウドベースの製品です。