Trend Micro Hosted Email Securityのお客さまであり、Trend Micro Email Securityへの切り替えを希望している場合、Trend Micro Email SecurityではHosted Email Securityから既存データを移行できます。
データの移行には次の2つの方法があります。
プロビジョニングウィザード
Trend Micro Email Securityの管理コンソールに初めてログオンした際に、プロビジョニングウィザードが表示され、アカウントをプロビジョニングする前にHosted Email Securityからデータを移行するかどうか尋ねられます。データの移行を選択する場合は、画面上の指示に従って移行を実行します。データの移行を選択しない場合は、プロビジョニングに進みます。
データ移行ツール
管理コンソール上のすべての機能を確認した後にデータを移行する場合は、[管理] > [Hosted Email Security移行ツール] の順に選択してデータ移行ツールを実行します。データ移行ツールは、プロビジョニングウィザードでデータを移行しないことを選択した場合にのみ使用できます。画面上の指示に従い、このツールを使用して移行を実行します。
次の手順は、データ移行とプロビジョニングのウィザードの使用方法について説明しています。
移行が開始され、ウィザードに進捗状況が表示されます。
移行プロセスは、アカウントのサイズ、ドメイン、およびポリシー設定に応じて最大1時間かかることがあります。
これで、プロビジョニングに進む準備ができました。
Trend Micro Email Securityで設定を行っている場合は、移行プロセス中に現在の設定が上書きされます。
トレンドマイクロから重要なメンテナンス、緊急のインシデント対応、および新機能に関する情報をお送りするため、常に最新の情報を入力するようにしてください。
登録したメールアドレスにメールメッセージが送信されます。メールボックスでメールをチェックし、メッセージに記載された確認リンクをクリックして続行してください。
ドメイン設定がHosted Email Securityから移行されます。
設定した会社IDに基づいて企業のカスタムサブドメインが生成されます。たとえば、会社IDが「example」の場合、受信メールメッセージのMXレコードは地域に応じて次のように生成されます。
北米、中南米、アジア太平洋地域:
example.in.tmes.trendmicro.com
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域:
example.in.tmes.trendmicro.eu
オーストラリア、ニュージーランド地域:
example.in.tmes-anz.trendmicro.com
日本:
example.in.tmems-jp.trendmicro.com
シンガポール:
example.in.tmes-sg.trendmicro.com
インド:
example.in.tmes-in.trendmicro.com
設定をさらに進めることで、保護を効果的に行うことができます。詳細については、データ移行後のTrend Micro Email Securityの設定を参照してください。