管理対象アカウント

エンドユーザは、1つのエンドユーザコンソールローカルアカウントを使用して複数のローカルアカウントを管理できます。アカウントが管理中アカウント (プライマリアカウント) になると、エンドユーザは隔離されているメッセージを表示し、承認済み送信者をそのアカウントに関連付けることができます。

プライマリアカウントでエンドユーザコンソールにログインすると、エンドユーザは画面の上にある管理対象アカウントの1つまたは [すべての管理対象アカウント] を指定して、隔離されているメッセージを表示したり、指定した1つまたは複数のアカウントに承認済み送信者を設定したりできます。

図 1. 管理対象アカウントの制御の例

エンドユーザがあるアカウントの管理を始めると、その管理対象アカウントでエンドユーザコンソールにログオンできなくなります。その管理対象アカウントは、アカウント管理関係が削除されている場合にのみ、再びログオンできます。再ログオンをアカウントに許可するには、プライマリアカウントでエンドユーザコンソールの [管理対象アカウント] 画面から管理対象アカウントを削除します。

管理対象アカウントを追加することでそのアカウントのアカウント情報が変更されることはありません。この機能を無効にすることでエンドユーザが追加したアカウントのアカウント管理関係が変更されることはありません。

エンドユーザは管理対象アカウントの一覧からアカウントをいつでも削除できます。ただし、エンドユーザは次の条件でのみアカウントの管理を追加できます。

  • 追加するアカウントがエンドユーザコンソールの登録アカウントであること。

  • 追加するアカウントが現在、エンドユーザコンソールの別のアカウントの管理対象アカウントではないこと。

  • エンドユーザがアカウントのアドレスに送信された確認メールメッセージを開くことができること。

  • エンドユーザにアカウントのエンドユーザコンソールパスワードが与えられていること。