Trend Micro Email Securityには、LDAPデータ交換形式 (LDIF) ファイルやカンマ区切り値 (CSV) ファイルをインポートできます。これは、Trend Micro Email Securityで有効なメールアドレスに対するメッセージをフィルタして処理するのに役立ちます。無効なメールアドレスへのメッセージは拒否されます。
Trend Micro Email Securityでは、ユーザディレクトリを使用して、バックスキャッタ (アウトスキャッタ) スパムメールおよびディレクトリハーベスト攻撃 (DHA) を防止します。ユーザディレクトリをインポートすることによって、Trend Micro Email Securityで組織内の正規のメールアドレスとドメインが識別されます。
Trend Micro Email Securityでは、Open LDAP、Microsoft Active Directory、Microsoft ADグローバルカタログ、Office 365/Azure Active Directory、およびIBM Dominoサーバ上の現在のグループ、メールアカウント、およびメールエイリアスをTrend Micro Email Securityサーバと同期できる同期ツールを提供しています。
[ディレクトリ管理] 画面には、次のタブがあります。
ダウンロード: ディレクトリ同期ツール、ディレクトリ同期ツールのユーザガイド、REST APIクライアント、およびREST APIオンラインヘルプ (英語) をダウンロードまたは表示します。
同期の概要: すべてのディレクトリソースから最後に同期されたメールエイリアス、グループ、および有効な受信者の合計数を表示します。
同期の履歴: 同期されたメールエイリアス、グループ、および有効な受信者の数を表示します。
ディレクトリのインポート
ユーザディレクトリのインポート: 新しいユーザディレクトリファイルをインポートします。
インポートされたユーザディレクトリの履歴: Trend Micro Email Securityで使用している現在のユーザディレクトリファイル。
有効な受信者: 既存の有効な受信者をCSVファイルにエクスポートします。
グループ: 既存のグループをCSVファイルにエクスポートします。
メールエイリアス: 既存のメールエイリアスをCSVファイルにエクスポートします。