略記とメタ記号

複雑な正規表現を記述する代わりに次の略記法を使用できます。Trend Micro Email Securityは表現を前処理して略記を正規表現に変換します。

たとえば、「{D}+」は「[0-9]+」に変換されます。略記がブラケット ({} など) または二重引用符で囲まれている場合、Trend Micro Email Securityはその略記表現を正規表現に変換しません。

略記表現

説明

{D}

[0-9]

{L}

[A-Za-z]

{SP}

[(),;\.\\<>@\[\]:]

{NUMBER}

[0-9]+

{WORD}

[A-Za-z]+

{CR}

\r

{LF}

\n

{LWSP}

[ \t]

{CRLF}

(\r\n)

{WSP}

[ \t\f]+

{ALLC}

.

Trend Micro Email Securityでは、次のメタ記号も使用できます。略記とメタ記号との違いは、メタ記号はブラケット表現内に挿入できることです。

メタ記号

説明

\s

[[:space:]]

\S

[^[:space:]]

\d

[[:digit:]]

\D

[^[:digit:]]

\w

[_[:alnum:]]

\W

[^_[:alnum:]]