クエリを初めて使用する場合は、Active Directory/IPアドレスの範囲を定義します。この範囲には、ウイルスバスター Corp.サーバで必要に応じてまたは定期的にクエリを実行するActive DirectoryオブジェクトやIPアドレスを含めます。対象範囲を定義したら、クエリ処理を開始します。
Active Directoryの範囲を定義するため、まずウイルスバスター Corp.をActive Directoryと統合する必要があります。統合の詳細については、Active Directory統合を参照してください。
IPv4シングルスタックのウイルスバスター Corp.サーバでは、IPv4のアドレス範囲を入力します。
IPv6シングルスタックのウイルスバスター Corp.サーバでは、IPv6のプレフィックスおよび長さを入力します。
デュアルスタックのウイルスバスター Corp.サーバでは、IPv4のアドレス範囲、IPv6のプレフィックスと長さ、またはこれらの両方を入力します。
IPv6のアドレス範囲の制限は、IPv4のアドレス範囲の制限と同じ16ビットです。このため、プレフィックスの長さは112~128の間にしてください。
長さ |
IPv6アドレスの数 |
---|---|
128 |
2 |
124 |
16 |
120 |
256 |
116 |
4,096 |
112 |
65,536 |
ウイルスバスター Corp.サーバで使用される通信ポートを確認するには、[クライアント] > [クライアント管理] に移動してドメインを選択します。ポートは、[IPアドレス] 列の横に表示されます。参照用にポート番号を記録しておくことをお勧めします。
この設定を有効にすることで、クエリを迅速に行えるようになります。これは、あるエンドポイントとの接続を確立できない場合に、他のすべての接続状態の確認タスクを実行した上でエンドポイントを到達不能として処理する必要がなくなるためです。
特にクエリ範囲が広い場合、クエリの完了に時間がかかる場合があります。[外部サーバ管理] 画面に結果が表示されるまで、別のクエリは実行しないでください。結果が表示される前に別のクエリを実行すると、現在のクエリセッションが終了し、クエリ処理が再度開始されます。