コンポーネント

セキュリティコンプライアンスによって、ウイルスバスター Corp.サーバとウイルスバスター Corp.クライアントとの間で一致しないコンポーネントが特定されます。この不一致は通常、クライアントが、コンポーネントをアップデートするためにサーバに接続できない場合に発生します。このとき、クライアントが別のアップデート元 (トレンドマイクロのアップデートサーバなど) からアップデートを取得する場合、クライアントのコンポーネントのバージョンがサーバ上のバージョンよりも新しくなることがあります。

セキュリティコンプライアンスによってチェックされるコンポーネントは次のとおりです。

  • スマートスキャンエージェントパターン

  • ウイルスパターンファイル

  • IntelliTrapパターンファイル

  • IntelliTrap除外パターンファイル

  • ウイルス検索エンジン

  • スパイウェアパターンファイル

  • スパイウェア監視パターンファイル

  • スパイウェア検索エンジン

  • ウイルスクリーンナップテンプレート

  • ウイルスクリーンナップエンジン

  • ファイアウォールパターンファイル

  • ファイアウォールドライバ

  • 挙動監視ドライバ

  • 挙動監視コアサービス

  • 挙動監視設定パターンファイル

  • デジタル署名パターンファイル

  • ポリシー施行パターンファイル

  • 挙動監視検出パターンファイル

  • グローバルC&C IP リスト

  • 適合度ルールパターンファイル

  • 起動時クリーンナップドライバ

  • メモリ検索実行パターンファイル

  • メモリ検査パターンファイル

  • ブラウザ脆弱性対策パターンファイル

  • スクリプトアナライザパターンファイル

  • プログラムバージョン

コンプライアンス違反のクライアントはコンプライアンスレポートで少なくとも2回カウントされます。

  • [コンポーネントのバージョンが一致しないコンピュータ] カテゴリでカウントされます。

  • さらに、そのクライアントのコンプライアンス違反が検出されたカテゴリでカウントされます。たとえば、クライアントのスマートスキャンエージェントパターンのバージョンがサーバ上のバージョンと一致しない場合、そのクライアントは [スマートスキャンエージェントパターン] カテゴリでカウントされます。コンポーネントバージョンの不一致が複数検出された場合、そのクライアントはコンプライアンス違反のカテゴリごとにカウントされます。

コンポーネントバージョンの不一致を解決するには、クライアントまたはサーバ上の古いコンポーネントをアップデートします。