接続ステータス

ウイルスバスター Corp.クライアントは、接続ステータスメッセージを送信して、サーバにクライアントからの接続が機能していることを通知します。サーバは、接続ステータスメッセージを受信することでクライアントをオンラインとして処理します。クライアントツリーに表示されるクライアントのステータスは次のいずれかです。

  • オンライン:通常のオンラインクライアントの場合

  • 到達不能/オンライン:到達不能ネットワーク内のオンラインクライアントの場合

注:

ウイルスバスター Corp.クライアントは、接続ステータスメッセージを送信する際、コンポーネントのアップデートや新しい設定の適用を行いません。通常のクライアントでは、定期的なアップデート時にこれらのタスクが実行されます (ウイルスバスター Corp.クライアントのアップデートを参照)。到達不能ネットワーク内のクライアントでは、サーバへのポーリング時にこれらのタスクが実行されます。

接続ステータス機能は、到達不能ネットワーク内のウイルスバスター Corp.クライアントがサーバに接続可能なときでもオフラインと表示される問題に対応するものです。

Webコンソールの設定には、クライアントからの接続ステータスメッセージの送信頻度を制御するものがあります。サーバで接続ステータスが受信されない場合でも、クライアントがただちにオフラインとして処理されることはありません。また、クライアントのステータスを次のステータスに変更するまで接続メッセージの受信を待機する時間を制御する設定もあります。

  • オフライン:通常のオフラインウイルスバスター Corp.クライアントの場合

  • 到達不能/オフライン:到達不能ネットワーク内のオフラインウイルスバスター Corp.クライアントの場合

接続ステータスの設定を選択するときには、最新のクライアントステータス情報の表示に関する要求と、システムリソースの管理上の要求のバランスを考慮する必要があります。ほとんどの状況では、初期設定で十分です。接続ステータスの設定をカスタマイズする場合には、次の点を考慮してください。

表 1. 接続ステータスの推奨設定

接続ステータスの頻度

推奨事項

間隔の長い接続ステータス (60分以上)

接続ステータスの間隔を長くすると、サーバのWebコンソールでクライアントのステータスが反映されるまでに発生するイベント数が多くなります。

間隔の短い接続ステータス (60分未満)

間隔を短くすると、クライアントのステータスの更新頻度が高くなり、帯域幅の消費も多くなる可能性があります。