SQL Server移行ツールは、SQL Server 2008 R2 SP2 Expressを使用して、既存のCodeBaseデータベースをSQLデータベースに移行します。
SQLデータベースに移行したウイルスバスター Corp.データベースは、その後別のSQL Serverに移動できます。その場合、そのSQL Serverを使用するには、SQL Server移行ツールをもう一度実行して、[既存のウイルスバスター Corp. SQLデータベースに切り替える] を選択してます。
ドメインユーザのWindows認証アカウント情報を使用してWindows Server 2008以降でSQL Server移行ツールを実行する場合は、次の点に注意してください。
[ユーザアクセス制御] を無効にしておく必要があります。
SQL Serverへのログオンに使用したドメインユーザアカウントでOfficeScan Master Serviceを実行していないことを確認します。
SQL Server移行ツールのコンソールが開きます。
オプション | 説明 |
---|---|
SQL Server 2008 R2 SP2 Expressの新しいインスタンスをインストール/作成してウイルスバスター Corp.データベースを移行する |
SQL Server 2008 R2 SP2 Expressを自動的にインストールし、既存のウイルスバスター Corp.データベースを新しいSQLデータベースに移行します。 注:
ポート1433がSQL Serverに自動的に割り当てられます。 |
既存のSQL Serverにウイルスバスター Corp.データベースを移行する |
既存のウイルスバスター Corp.データベースを既存のSQL Server上の新しいSQLデータベースに移行します。 |
既存のウイルスバスター Corp. SQLデータベースに切り替える |
既存のSQL Server上にある既存のウイルスバスター Corp. SQLデータベースを参照するようにウイルスバスター Corp.の設定を変更します。 |
SQLの新規インストールの場合:<SQL Serverのホスト名またはIPアドレス>\<インスタンス名>
SQL Serverへの移行の場合:<SQL Serverのホスト名またはIPアドレス>,<ポート番号>\<インスタンス名>
既存のウイルスバスター Corp. SQLデータベースに切り替える場合:<SQL Serverのホスト名またはIPアドレス>,<ポート番号>\<インスタンス名>
SQL Serverをインストールすると、ウイルスバスター Corp.データベースのインスタンスが自動的に作成されます。既存のSQL Serverまたはデータベースに移行するときは、そのSQL Serverの既存のウイルスバスター Corp.インスタンスの名前を入力してください。
Windowsアカウントを使用してサーバにログオンするときは、次のように指定してください。
初期設定のドメイン管理者アカウントの場合
[ユーザ名] の形式:domain_name\administrator
アカウントに必要な設定:
グループ:"Administratorsグループ"
ユーザの役割:「サービスとしてログオン」および「バッチ ジョブとしてログオン」
データベースの役割:「dbcreator」、「bulkadmin」、および「db_owner」
ドメインユーザアカウントの場合
[ユーザ名] の形式:domain_name\user_name
アカウントに必要な設定:
グループ:「Administratorsグループ」および「Domain Admins」
ユーザの役割:「サービスとしてログオン」および「バッチ ジョブとしてログオン」
データベースの役割:「dbcreator」、「bulkadmin」、および「db_owner」
パスワードは安全性に関する次の要件を満たしている必要があります。
最小文字数: 6文字
次のうちの3種類以上の文字を含む:
大文字:A~Z
小文字:a~z
数字: 0~9
特殊文字: !@#$^*?_~-();.+:
ウイルスバスター Corp.のCodeBaseデータベースを新しいSQLデータベースに移行する場合、指定した名前で新しいデータベースが作成されます。
[接続テスト] をクリックして、既存のSQL Serverまたはデータベースの認証アカウント情報を確認します。
[SQLデータベース利用不可アラート...] をクリックして、SQLデータベースの通知を設定します。詳細については、SQLデータベース利用不可アラートの設定を参照してください。