ユーザに独自のファイアウォール設定を行う権限を付与します。ユーザが行う設定はすべて、ウイルスバスター Corp.サーバから配信される設定で上書きすることはできません。たとえば、ユーザが侵入検知システム (IDS) を無効にした場合、管理者がウイルスバスター Corp.サーバでIDSを有効にしても、ウイルスバスター Corp.クライアントエンドポイントではIDSは無効のままです。
ユーザにファイアウォールの設定を許可するには、次の設定を有効にします。
ウイルスバスター Corp.クライアントコンソールにファイアウォール設定を表示
[ファイアウォール] オプションにはウイルスバスター Corp.クライアント上のすべてのファイアウォール設定が表示されます。
ユーザにファイアウォール/IDS/警告メッセージの有効化/無効化を許可
ウイルスバスター Corp.ファイアウォールは、ステートフルインスペクション、高性能なネットワークウイルス検索、および駆除機能を使用して、ネットワーク上のクライアントとサーバを保護します。ファイアウォールとその機能を有効化または無効化する権限をユーザに付与する場合、エンドポイントが侵入やハッカーの攻撃にさらされることを防ぐため、長期間ファイアウォールを無効にしないよう、ユーザに注意してください。
この権限をユーザに付与しない場合、ウイルスバスター Corp.サーバのWebコンソールで行われたファイアウォール設定が、ウイルスバスター Corp.クライアントコンソールの [ネットワークカードのリスト] の下に表示されます。
ウイルスバスター Corp.クライアントにウイルスバスター Corp.サーバへのファイアウォールログの送信を許可
ウイルスバスター Corp.ファイアウォールでブロックおよび許可したトラフィックを分析するには、このオプションを選択します。ファイアウォールログの詳細については、ファイアウォールログを参照してください。
このオプションを選択する場合、[クライアント] > [グローバルクライアント設定] でログの送信スケジュールを設定します。[ファイアウォール設定] セクションに移動します。このスケジュールは、ファイアウォールログ送信権限を持つクライアントにのみ適用されます。手順については、グローバルファイアウォール設定を参照してください。