グローバル挙動監視設定

ウイルスバスター Corp.では、グローバルクライアント設定を、すべてのクライアントまたは特定の権限を持つクライアントにのみ適用します。

  1. [クライアント] > [グローバルクライアント設定] に移動します。
  2. [挙動監視設定] セクションに移動します。
  3. 必要に応じて次の設定を行います。

    オプション

    説明

    ユーザが次の時間以内に応答しない場合は自動的に対処する: __秒

    この設定は、イベント監視が有効で、監視対象のシステムイベントに対する処理が [必要に応じて問い合わせ] に設定されている場合にのみ機能します。このイベント処理では、イベントに関連するプログラムを許可するか、拒否するかを確認するメッセージがユーザに表示されます。一定時間内にユーザが応答しない場合、プログラムが自動的に実行されます。詳細については、イベント監視を参照してください。

    HTTPまたはメールアプリケーションを介してダウンロードされた新たな検出プログラムを実行する前に、ユーザにメッセージを表示する (サーバプラットフォームは除外)

    挙動監視はWebレピュテーションサービスと連携して機能し、HTTPチャネルまたはメールアプリケーション経由でダウンロードされたファイルの普及度を確認します。「新たに検出された」ファイルが検出された後に、管理者は、ユーザがファイルを実行する前にユーザに確認を求めるようにすることができます。トレンドマイクロでは、ファイルの検出数、またはSmart Protection Networkにより特定されたファイルの存続期間に基づいて、新たに検出されたプログラムを分類します。

    挙動監視は各チャネルで次のファイルタイプを検索します。

    • HTTP:.exeファイルを検索します。

    • メールアプリケーション:.exeファイル、および暗号化されていない.zipファイルや圧縮された.exeファイルを検索します。

    注:
    • このプロンプトが表示される前にウイルスバスター Corp.でHTTPトラフィックを検索できるようにするためには、管理者はクライアントのWebレピュテーションサービスを有効にする必要があります。

    • Windows 7/Vista/XPシステムの場合、このプロンプトはポート80、81、および8080のみサポートします。

    • ウイルスバスター Corp.は、処理実行中にメールアプリケーションを介してダウンロードされたファイル名を一致させます。ファイル名が変更されると、ユーザにプロンプトは表示されません。

  4. [ソフトウェア安全性評価サービスの設定] セクションに移動し、ソフトウェア安全性評価サービスを必要に応じて有効にします。

    ソフトウェア安全性評価サービスでは、不正プログラム挙動ブロック、イベント監視、ファイアウォール、またはウイルス対策検索で検出されたプログラムに関するクエリがトレンドマイクロのデータセンターに送信され、プログラムの安全性が確認されます。ソフトウェア安全性評価サービスを有効にすることによって、誤検出の確率を低くすることができます。

    注:

    ソフトウェア安全性評価サービスを有効にする前に、ウイルスバスター Corp.クライアントのプロキシ設定 (詳細については、ウイルスバスター Corp.クライアントプロキシ設定を参照) が正しく行われていることを確認してください。プロキシ設定の誤りやインターネット接続の中断は、トレンドマイクロのデータセンターから送信される応答の延期や不達の原因となり、監視対象のプログラムが応答していないように見えます。

    また、IPv6ウイルスバスター Corp.クライアントでは、トレンドマイクロのデータセンターに直接クエリを送信することはできません。このようなウイルスバスター Corp.クライアントがトレンドマイクロのデータセンターに接続できるようにするには、IPアドレスを変換可能なDeleGateなどのデュアルスタックプロキシサーバが必要です。

  5. [保存] をクリックします。