ウイルスパターンファイル

クライアントエンドポイントで使用可能なウイルスパターンファイルは、クライアントで使用されている検索方法によって異なります。検索方法の詳細については、検索方法の種類を参照してください。

表 1. ウイルスパターンファイル

検索方法

使用されるパターンファイル

従来型スキャン

ウイルスパターンファイルには、ウイルスバスター Corp.が最新のウイルス/不正プログラムおよび複合型の脅威の攻撃を特定するために利用する情報が含まれています。トレンドマイクロは、1週間に数回、および有害なウイルス/不正プログラムが検出されたときに、新しいバージョンのウイルスパターンファイルを作成および公開しています。

少なくとも1時間に1回、自動アップデートを実行するようスケジュールを設定することをお勧めします。これは、すべての製品の初期設定です。

スマートスキャン

スマートスキャンモードでは、ウイルスバスター Corp.クライアントは2つの軽量型のパターンファイルを使用します。これらのパターンファイルは連携して、従来の不正プログラム対策およびウイルス対策パターンファイルにより提供されるものと同等の保護を提供します。

Trend Micro Smart Protectionソースでは、スマートスキャンパターンが保持されます。このパターンファイルは毎時間アップデートされ、パターン定義の大部分が含まれます。スマートスキャンエージェントでは、このパターンファイルはダウンロードされません。クライアントでは、Trend Micro Smart Protectionソースに検索クエリを送信し、潜在的脅威が検証されます。

クライアントのアップデート元 (ウイルスバスター Corp.サーバまたはユーザ指定のアップデート元) は、スマートスキャンエージェントパターンを保持します。このスマートスキャンエージェントパターンは毎日アップデートされ、スマートスキャンパターンにないその他のすべてのパターン定義がすべて含まれます。クライアントは、他のウイルスバスター Corp.コンポーネントの場合と同じ方法で、アップデート元からこのパターンファイルをダウンロードします。

スマートスキャンパターンおよびスマートスキャンエージェントパターンの詳細については、Trend Micro Smart Protectionパターンファイルを参照してください。