メモリ検査パターンファイル

リアルタイム検索は、メモリ検査パターンファイルを使用して、挙動監視で検出された実行可能な圧縮ファイルを評価します。リアルタイム検索は、実行可能な圧縮ファイルに対して次の処理を実行します。

  1. プロセスイメージパスの確認後、メモリ上にマッピングファイルを作成します。

    注:

    検索除外リストはファイル検索よりも優先されます。

  2. プロセスIDを高度な保護サービスに送信します。高度な保護サービスでは次の処理が行われます。

    1. ウイルス検索エンジンを使用してメモリ検索を実行します。

    2. Windowsシステムファイル、信頼できるソースからのデジタル署名ファイル、およびトレンドマイクロでテスト済みのファイルのグローバルな承認済みリストを使用して、プロセスをフィルタします。一度安全が確認されたファイルに対して、ウイルスバスター Corp.ではそれ以降の処理は実行されません。

  3. メモリ検索の処理後、高度な保護サービスはリアルタイム検索に結果を送信します。

  4. リアルタイム検索は検出された不正プログラムを隔離し、プロセスを終了します。