予約脆弱性検索の設定

  1. ウイルスバスター Corp.サーバコンピュータで脆弱性検索を実行するには、<サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utility\TMVSに移動し、TMVS.exeをダブルクリックします。脆弱性検索ツールのコンソールが表示されます。Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、またはWindows Server 2012を実行している別のエンドポイントで脆弱性検索を実行するには、次の手順を実行します。
    1. ウイルスバスター Corp.サーバコンピュータで、<サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utilityに移動します。
    2. TMVSフォルダを別のエンドポイントにコピーします。
    3. 別のエンドポイントで、TMVSフォルダを開いて、TMVS.exeをダブルクリックします。

      脆弱性検索ツールのコンソールが表示されます。

    注:

    Terminal Serverから脆弱性検索ツールを起動することはできません。

  2. [予約検索] セクションに移動します。
  3. [ 追加/編集] をクリックします。

    [予約検索] 画面が表示されます。

  4. 次の設定を行います。
    1. 名前:予約脆弱性検索の名前を入力します。
    2. IPアドレス範囲:チェックするコンピュータのIPアドレス範囲を入力します。
      1. IPv4アドレス範囲を入力します。

        注:

        使用可能なIPv4アドレスを持つIPv4シングルスタックホストコンピュータまたはデュアルスタックホストコンピュータで脆弱性検索ツールを実行する場合、IPv4アドレス範囲のみをクエリできます。脆弱性検索ツールでは、クラスBのIPアドレス範囲 (例: 168.212.1.1~168.212.254.254) のみがサポートされます。

      2. IPv6アドレス範囲については、IPv6のプレフィックスおよび長さを入力します。

        注:

        使用可能なIPv6アドレスを持つIPv6シングルスタックホストコンピュータまたはデュアルスタックホストコンピュータで脆弱性検索ツールを実行する場合、IPv6アドレス範囲のみをクエリできます。

    3. Schedule:24時間形式を使用して開始時刻を指定した後、検索の実行頻度を選択します。日次、週次、月次から選択します。
    4. 設定:使用する脆弱性検索設定のセットを選択します。
      • 手動脆弱性検索の設定を行っている場合、その設定を使用するには、[現在の設定を使用] を選択します。手動脆弱性検索の設定の詳細については、手動脆弱性検索の実行を参照してください。

      • 手動脆弱性検索の設定を指定していない場合、または別の設定を使用する場合は、[設定を変更] を選択して、[設定] をクリックします。[設定] 画面が表示されます。

        次の設定を行って、[OK] をクリックします。

        • Ping設定:脆弱性検索では、手順4bで指定したIPアドレスを「ping」して、それらが現在使用中であるかどうかをチェックできます。対象のホストコンピュータでIPアドレスが使用されている場合、脆弱性検索ツールはホストコンピュータのOSを特定することができます。詳細については、Ping設定を参照してください。

        • コンピュータの説明を取得する方法:「ping」コマンドに応答するホストコンピュータの場合、脆弱性検索ツールではホストコンピュータに関する追加情報を取得できます。詳細については、コンピュータの説明を取得する方法を参照してください。

        • 製品名クエリ:脆弱性検索ツールでは、対象のホストコンピュータにセキュリティソフトウェアがインストールされているかどうかをチェックできます。詳細については、製品クエリを参照してください。

        • ウイルスバスター Corp.サーバ設定:脆弱性検索ツールによって、保護されていないホストコンピュータにウイルスバスター Corp.クライアントが自動的にインストールされるようにするには、これらの設定を指定します。これらの設定によって、ウイルスバスター Corp.クライアントの親サーバ、およびホストコンピュータへのログオンに使用する管理アカウント情報が特定されます。詳細については、ウイルスバスター Corp.サーバの設定を参照してください。

          注:

          条件によっては、対象のホストコンピュータにウイルスバスター Corp.クライアントがインストールされない場合があります。詳細については、脆弱性検索ツールを使用してウイルスバスター Corp.クライアントをインストールする際のガイドラインを参照してください。

        • 通知:脆弱性検索ツールでは、脆弱性検索結果をウイルスバスター Corp.管理者に送信できます。保護されていないホストコンピュータに通知を表示することもできます。詳細については、通知を参照してください。

        • 結果の保存:脆弱性検索では、脆弱性検索結果を管理者に送信するほか、結果を.csvファイルに保存することもできます。詳細については、脆弱性検索結果を参照してください。

  5. [OK] をクリックします。

    [予約検索] 画面が閉じます。作成した予約脆弱性検索が [予約検索] セクションに表示されます。通知を有効にした場合、脆弱性検索ツールから予約脆弱性検索の結果が送信されます。

  6. 予約脆弱性検索をただちに実行するには、[すぐに実行] をクリックします。

    脆弱性検索結果が、[予約検索] タブの [結果] 表に表示されます。

    注:

    エンドポイントでWindows Server 2008またはWindows Server 2012が実行されている場合、MACアドレス情報は [結果] 表に表示されません。

  7. 検索結果をカンマ区切り形式 (.csv) のファイルに保存するには、[エクスポート] をクリックして、ファイルを保存するフォルダの場所を指定し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。