ウイルスバスター Corp.の統合Trend Micro Smart Protectionツールを使用すると、管理者はウイルスバスター Corp.サーバのインストール完了後に、統合Smart Protection Serverをインストールまたはアンインストールできます。現在のバージョンのウイルスバスター Corp.では、ウイルスバスター Corp.サーバのインストールの完了後に管理者が統合Smart Protection Serverをインストールまたはアンインストールすることは許可されていません。このツールは、ウイルスバスター Corp.の以前のバージョンのインストール機能における柔軟性を強化します。
統合Smart Protection Serverをインストールする前に、バージョンアップしたウイルスバスター Corp. 11.0サーバに以下をインポートしてください。
ドメイン構造
次のルートおよびドメインレベルの設定:
すべての検索の種類 (手動、リアルタイム、予約、ScanNow) の検索設定
Webレピュテーション設定
挙動監視設定
デバイスコントロール設定
情報漏えい対策設定
権限とその他の設定
追加サービス設定
スパイウェア/グレーウェアの承認済みリスト
グローバルクライアント設定
エンドポイントの位置
ファイアウォールポリシーおよびプロファイル
Trend Micro Smart Protectionソース
サーバのアップデートスケジュール
クライアントのアップデート元およびスケジュール
通知
プロキシ設定
コマンド |
説明 |
---|---|
ISPSInstaller.exe /i | 初期設定のポートを使用して統合Smart Protection Serverをインストールします。 初期設定のポートの設定の詳細については、以下の表を参照してください。 |
ISPSInstaller.exe /i /f:[port number] /s:[port number] /w:[port number] | 指定されたポートを使用して統合Smart Protection Serverをインストールします。
注:
ポートが指定されない場合は自動的に初期設定の値が割り当てられます。 |
ISPSInstaller.exe /u | 統合Smart Protection Serverをアンインストールします。 |
Webサーバおよび設定 |
ファイルレピュテーションサービス用のポート |
Webレピュテーションサービス用のHTTPポート |
|
---|---|---|---|
HTTP |
HTTPS (SSL) |
||
SSLが有効なApache Webサーバ |
8082 |
4345 (設定不可) |
5274 (設定不可) |
SSLが無効なApache Webサーバ |
8082 |
4345 (設定不可) |
5274 (設定不可) |
SSLが有効なIIS既定Webサイト |
80 |
443 (設定不可) |
80 (設定不可) |
SSLが無効なIIS既定Webサイト |
80 |
443 (設定不可) |
80 (設定不可) |
SSLが有効なIIS仮想Webサイト |
8080 |
4343 (設定可能) |
8080 (設定可能) |
SSLが無効なIIS仮想Webサイト |
8080 |
4343 (設定可能) |
8080 (設定可能) |
Microsoft管理コンソールを開き ([スタート] メニューでservices.mscと入力)、Trend Micro Local Web Classification ServerおよびTrend Micro Smart Scan Serverが「開始」ステータスでリストされていることを確認します。
Windowsタスクマネージャを開きます。[プロセス] タブで、iCRCService.exeおよびLWCSService.exeが実行中であることを確認します。
Webコンソールで、メニュー項目 [管理] > [Smart Protection] > [統合サーバ] が表示されることを確認します。