ブロックされたメッセージや配信されたメッセージなど、Deep Discovery Email Inspectorを通過したメールメッセージを追跡します。Deep Discovery Email Inspectorは送信者、受信者、および実施されたポリシー処理などのメッセージの詳細をログに記録します。
メッセージの追跡ログは、メールメッセージがDeep Discovery Email Inspectorによって受信または送信されたかどうかを示します。メッセージの追跡ログは、Deep Discovery Email Inspectorがメールメッセージを調査している証拠にもなります。
ワイルドカードはサポートされません。Deep Discovery Email Inspectorではファジィ論理を使用して検索結果を照会します。
フィルタ |
説明 |
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期間 |
事前に定義した時間範囲を選択するか、カスタム範囲を指定します。 |
受信者 |
受信者のメールアドレスを指定します。アドレスは1つのみ指定できます。 |
メールヘッダ (To) |
メールヘッダのプライマリ受信者のメールアドレスを指定します。 |
送信者 |
送信者のメールアドレスを指定します。 |
メールヘッダ (From) |
メールヘッダの作成者のメールアドレスを指定します。 |
件名 |
メールメッセージの件名を指定します。 |
方向 |
メッセージの方向を指定します。 |
メッセージID |
一意のメッセージIDを指定します。 例: 20160603021433.F0304120A7A@example.com |
送信元IP |
メールの送信者に最も近いMTAのIPアドレスを指定します。送信元IPは、攻撃元、感染MTA、またはメールリレー機能を持つボットネットのIPアドレスです。 感染MTAは通常、攻撃者が使用するサードパーティのオープンメールリレーで、不正なメールメッセージやスパムメールを検出せずに送信します。 |
リスクレベル |
[すべて] またはメールメッセージのリスクレベルを選択します。 |
最新のステータス |
次のいずれかのチェックボックスをオンにします。
|
検索条件に一致するログが表に表示されます。クエリ結果には、メッセージID、受信者、送信者、件名、リスクレベル、最新のステータス、および受信時のタイムスタンプが含まれます。
検索条件をクリアするには、[フィルタをクリア] をクリックします。
行の横にあるアイコンをクリックして、メールメッセージの詳細情報を表示します。
フィールド |
説明 |
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メッセージの詳細 |
送信元IP: メールメッセージの送信者に最も近いMTAのIPアドレスを表示します。 例: 123.123.123.123. |
処理履歴 |
メールメッセージがどのように処理されたかを表示します。処理には次のものがあります。
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処理 |
次のいずれかを実行します。 隔離されたメッセージ:
隔離されていないメッセージ (高/中/低のリスクレベル): [検出されたメッセージ] を表示 リスクなしのメッセージ: [処理] リンクなし |
表示される時刻がローカル時間であっても、ログの並べ替えにはUTC 0時間が使用されます。
[エクスポート] をクリックして、クエリ結果をCSVファイルに保存します。
クエリ結果の最初の50,000件のエントリのみがCSVファイルに出力されます。
画面の最下部にあるパネルには、オブジェクトの合計数が表示されます。すべてのオブジェクトを同時に表示できない場合は、ページ区切りコントロールを使用して、ビューに表示されていないオブジェクトを表示します。