Deep Discovery Email Inspectorは、メールメッセージ内の不審なリンクや添付ファイルがネットワーク上の脅威となる前に、対象の検索、シミュレーション、および分析を行い、高度な標的型攻撃やサイバー攻撃の発生を抑止します。既存のメールネットワークトポロジと統合するように設計されているため、メールトラフィックフロー内のメール転送エージェントとして、またはネットワーク上の脅威や望ましくないスパムメールメッセージを監視するアウトオブバンドアプライアンスとして動作できます。
機能/強化点 |
詳細 |
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SAMLによるシングルサインオン (SSO) のサポート |
OktaおよびActive Directoryフェデレーションサービス (AD FS) のIDプロバイダを使用したSAML (Security Assertion Markup Language) 認証標準がサポートされ、ユーザは組織のポータルにサインインすることで、Deep Discovery Email Inspector管理コンソールおよびエンドユーザメール隔離コンソールにシングルサインオンできるようになります。 |
ディレクトリサービスの統合 |
ディレクトリサービスの統合の強化により、次のものがサポートされるようになります。
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ネットワークインタフェースカード (NIC) チーミング |
NICチーミングがサポートされ、ネットワークインタフェースカードで障害が発生した場合でも、その機能を保持して正常に稼動させ続けることができるようになります (フォールトトレランス)。 |
ポリシー設定の強化 |
ポリシーを設定して、Deep Discovery Email Inspectorで次の処理を実行できるようになります。
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Deep Discovery Director 5.1 SP1のサポート |
Deep Discovery Director 5.1 SP1との統合がサポートされるようになります。 |
仮想アナライザの機能強化 |
次の機能を含めるように仮想アナライザが強化されています。
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検出機能の向上 |
検出機能の向上により保護機能が強化されます。このリリースでは次の機能がサポートされます。
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管理コンソールへのアクセスのセキュリティ強化 |
アカウントのセキュリティを強化するため、初期設定の管理者アカウントで初めてログオンする際、その初期設定のパスワードの変更を求めるように管理コンソールが強化されています。 |
メッセージ追跡ログのエクスポート機能の強化 |
メッセージ追跡ログをエクスポートする際、送信者IPアドレスと送信元IPアドレスの情報がCVSファイルに含まれるようになります。 |
インラインでのアップグレードのサポート |
Deep Discovery Email Inspectorでは、次のバージョンから5.0への設定の自動移行オプションが提供されます。
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