検出されたリスクとは、不審メールメッセージによって示される潜在的な危険です。
Deep Discovery Email Inspectorでは、複数階層の脅威分析を使用してメールメッセージのリスクを評価します。メールメッセージを受信すると、Deep Discovery Email Inspectorのメール検索機能により、トレンドマイクロ Smart Protection Networkおよび高度な脅威検索エンジンで既知の脅威の有無が確認されます。そのメールメッセージに未知の特徴や不審な特徴がある場合は、メール検索機能により添付ファイルと埋め込まれたURLが仮想アナライザに送信され、さらに分析されます。仮想アナライザでは、不審なファイルおよびURLの動作をシミュレートして、潜在的な脅威を識別します。Deep Discovery Email Inspectorの検索機能と仮想アナライザの間で割り当てられた最大のリスクに基づいて、メールメッセージにリスクレベルが割り当てられます。
Deep Discovery Email Inspectorがメールメッセージを調査する方法の詳細については、新しい解決策を参照してください。
次の表は、調査後のメールメッセージのリスクレベルを示しています。メールメッセージがどのような基準で高、中、低のリスクに分類されたかを確認するには、この表を参照してください。
リスクレベル |
説明 |
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高 |
高リスクのメールメッセージは次のとおりです。
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中 |
中リスクのメールメッセージは次のとおりです。
未知のリンクが高リスクとして判定されることはありません。 |
低 |
低リスクのメールメッセージは次のとおりです。
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リスクなし |
リスクのないメールメッセージ:
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未評価 |
未評価のメールメッセージは、次のいずれかのカテゴリに分類されます。
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使用不可 |
Deep Discovery Email Inspectorでは、スパムメール/グレーメールメッセージ、またはコンテンツ違反や情報漏えい対策イベントにより検出されたメールメッセージにリスクレベルを割り当てません。 |
次の表は、オブジェクト分析後の仮想アナライザのリスクレベルを示しています。不審オブジェクトがどのような基準で高または低のリスクに分類されたかを確認するには、この表を参照してください。
リスクレベル |
説明 |
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高 |
オブジェクトは、一般的に不正プログラムに関連付けられる非常に不審な特徴を示しています。 例:
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低 |
オブジェクトは、無害である可能性が高い、軽度の不審な特徴を示しています。 |
リスクなし |
オブジェクトは、不審な特徴を示していません。 |