ディレクトリハーベスト攻撃 (DHA) からの保護を設定して、送信者がDHA攻撃を利用してスパムメールメッセージ送信用のメールアドレスを取得することを防ぎます。
この機能を有効にする前に、Microsoft Active Directoryを設定してください。
詳細については、 LDAPサーバを設定するを参照してください。
SMTPトラフィックが大量に発生すると、ルールトリガとアクティベーションの時間差のために、設定に応じてDeep Discovery Email Inspectorでメールメッセージが正確にブロックされない場合があります。
フィールド |
説明 |
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監視期間 |
DHA脅威を示すメッセージの割合が指定したしきい値を超えていないかどうかについて、Deep Discovery Email Inspectorでメールトラフィックを監視する時間数を選択します。 |
比率 |
検出された脅威を含むメッセージの割合の最大値を入力します。 |
メッセージ総数 |
しきい値の割合の計算に使用する、(同じ送信者から受信した) メッセージの総数を入力します。 |
受信者しきい値 |
許可される受信者の最大数を入力します。 |
存在しない受信者 |
しきい値として可能な存在しない受信者の最大数を入力します。DHAには、受信者リスト内にランダムに生成されたメールアドレスが含まれることがあります。 |
処理 |
次のブロック処理のいずれかを選択します。
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ブロック期間 |
[一時的にブロック] 処理を選択する場合は、ブロックする時間数を選択します。 注:
ブロック時間が終了すると、その送信者はブロックする送信者リストから削除されます。 |
たとえば、次のように設定するとします。
監視期間: 1時間
比率: 20
メッセージ総数: 100
受信者しきい値: 10
存在しない受信者: 5
DHA攻撃からの保護が有効に設定された1時間単位の期間で、11人以上の受信者 (組織外の受信者6人以上を含む) に送信されたメッセージの20%を超えるメッセージをDeep Discovery Email Inspectorが受信し、かつメッセージの総数が100を超える場合に、送信者のブロックを開始します。
初期設定を使用するには、[初期設定に戻す] をクリックして入力した設定を破棄します。