MCP統合プロトコルでは、業界標準の通信プロトコル (HTTP/HTTPS) が採用されています。HTTP/HTTPSにはTMIと比べて、次の利点があります。
IT部門の大多数のスタッフがHTTP/HTTPSに精通しているため、通信に関する問題の特定やその解決方法の選別が容易になります。
ほとんどの企業環境では、パケットを通過させるためにファイアウォールに新しいポートを開く必要がありません。
SSL/TLSやHTTPダイジェスト認証など、HTTP/HTTPS用に構築された既存のセキュリティメカニズムを使用できます。
MCPを使用することで、次の3つのセキュリティレベルをControl Managerに適用できます。
低 ― HTTP通信が使用されます。
中 ― HTTPSがサポートされている場合はHTTPS通信が使用され、HTTPSがサポートされていない場合はHTTP通信が使用されます。
高 ― HTTPS通信が使用されます。