情報漏えい対策の処理

ウイルスバスター Corp.は、データ識別子の転送を検出すると、それに関する情報漏えい対策ポリシーをチェックして、そのポリシーに設定された処理を実行します。

次の表は、情報漏えい対策の処理をリストしたものです。

表 1. 情報漏えい対策の処理

処理

説明

処理

放置

ウイルスバスター Corp.が転送を許可し、ログに記録

ブロック

ウイルスバスター Corp.が転送をブロックし、ログに記録

追加処理

クライアントユーザに通知する

ウイルスバスター Corp.は、通知メッセージを表示し、データ転送およびこれが放置されたかブロックされたかをユーザに通知します。

データを記録する

1次処理に関係なく、ウイルスバスター Corp.は機密情報を<クライアントのインストールフォルダ>\DLPLite\Forensicに記録します。情報漏えい対策によってフラグが付けられた機密情報を評価する場合にこの処理を選択します。

セキュリティ保護の手段として、クライアントは記録済みの機密情報をサーバに送信しません。

記録済みの機密情報は、大量のハードディスク容量を消費する可能性があります。したがって、このオプションは機密性の高い情報に対してのみ有効にすることをお勧めします。