次のオプションから選択します (複数可)。
シャットダウン時のフロッピーディスク検索:コンピュータをシャットダウンする前に、フロッピーディスクでシステム領域感染型ウイルスを検索します。これにより、ユーザがディスクからコンピュータを再起動するときに、ウイルス/不正プログラムが実行されるのを防止します。
隠しフォルダの検索:手動検索時に、コンピュータ内の隠しフォルダの検出および検索を許可します。
ネットワークドライブの検索:手動検索時またはリアルタイム検索時に、ウイルスバスター Corp.クライアントコンピュータにマップされたネットワークドライブやフォルダを検索します。
挿入後、USBストレージデバイスのシステム領域を検索する:ユーザがUSBストレージデバイスを挿入するたびに、USBストレージデバイスのシステム領域のみを自動的に検索します (リアルタイム検索)。
圧縮ファイルの検索:ウイルスバスター Corp.では指定された圧縮レイヤ数まで検索でき、その数を超えるレイヤの検索は省略できます。また、圧縮ファイル内の感染ファイルでウイルスを駆除したり、感染ファイルを削除したりします。たとえば、最大レイヤ数が2の場合、検索対象の圧縮ファイルに6レイヤあったとすると、2レイヤのみが検索され、残りの4レイヤの検索は省略されます。圧縮ファイルにセキュリティ上の脅威が含まれている場合、そのファイルは駆除または削除されます。
ウイルスバスター Corp.では、Office Open XML形式のMicrosoft Office 2007ファイルは、圧縮ファイルとして扱われます。Office Open XMLはOffice 2007アプリケーション用のファイル形式であり、ZIP圧縮技術を使用しています。これらのアプリケーションを使用して作成されたファイルをウイルス/不正プログラムの検索対象にする場合、圧縮ファイルの検索を有効にする必要があります。
OLEオブジェクトの検索:ファイルに複数のOLEレイヤが含まれる場合に、指定された数のレイヤの検索を実行し、残りのレイヤは無視します。
サーバの管理対象となるすべてのウイルスバスター Corp.クライアントは、手動検索、リアルタイム検索、予約検索、およびScanNowの実行時に、この設定をチェックします。各層では、ウイルス/不正プログラムおよびスパイウェア/グレーウェアが検索されます。
次に例を示します。
層数として2を指定した場合、あるファイルの中にMicrosoft Wordドキュメント (第1層) が埋め込まれており、このWordドキュメントの中にMicrosoft Excel表計算ファイルがあり (第2層)、さらにこの表計算ファイルの中に.exeファイル (第3層) があるとすると、ウイルスバスター Corp.は、WordドキュメントとExcel表計算ファイルを検索しますが、.exeファイルは検索しません。
OLEファイル内のエクスプロイトコードの検出:OLEセキュリティホールの検出では、Microsoft Officeファイルのエクスプロイトコードを確認することで不正プログラムをヒューリスティックに特定します。
指定したレイヤ数は、[OLEオブジェクトの検索] オプションと [OLEファイル内のエクスプロイトコードの検出] オプションの両方に適用可能です。
IntelliTrapを有効にする:圧縮された実行可能ファイルでウイルス/不正プログラムを検出および削除します。このオプションは、リアルタイム検索に対してのみ使用できます。
システム領域の検索:手動検索、予約検索、およびScanNowの間に、クライアントコンピュータのハードディスクのシステム領域でウイルス/不正プログラムを検索します。