隔離ディレクトリ

感染ファイルに対する処理が「隔離」の場合、ウイルスバスター Corp.クライアントはファイルを暗号化し、<クライアントのインストールフォルダ>\SUSPECTにある一時隔離フォルダに移動してから指定の隔離ディレクトリに送信します。

ウイルスバスター Corp.サーバコンピュータにある初期設定の隔離ディレクトリを受け入れます。ディレクトリはURL形式で、サーバのホスト名またはIPアドレスを含みます。

• サーバがIPv4クライアントとIPv6クライアントの両方を管理している場合、ホスト名を使用してすべてのクライアントが隔離ファイルをサーバに送信できるようにします。

• サーバがIPv4アドレスのみを持っているまたはこれによってのみ識別される場合、IPv4シングルスタッククライアントおよびデュアルスタッククライアントのみが隔離ファイルをサーバに送信できます。

• サーバがIPv6アドレスのみを持っているまたはこれによってのみ識別される場合、IPv6シングルスタッククライアントおよびデュアルスタッククライアントのみが隔離ファイルをサーバに送信できます。

URL形式、UNCパス形式、または絶対ファイルパス形式を入力することによって、代替隔離ディレクトリを指定することもできます。クライアントがこの代替ディレクトリに接続できなければなりません。たとえば、デュアルスタックIPv6クライアントおよびシングルスタックIPv6クライアントから隔離ファイルを受信する場合、代替ディレクトリにIPv6アドレスがある必要があります。ディレクトリを入力する場合には、デュアルスタック代替ディレクトリを指定し、ホスト名でディレクトリを識別し、UNCパスを使用することをお勧めします。

URL、UNCパス、または絶対ファイルパスを使用するケースに関するガイドラインについては、次の表を参照してください。