階層管理構造について

Control Managerアドバンス版には階層管理構造が用意されています。これによって、下位サーバと呼ばれる複数のControl Managerサーバを1台の上位サーバから制御できます。

上位サーバは、下位サーバと呼ばれるControl Managerスタンダード版またはアドバンス版サーバを管理するControl Managerサーバです。下位サーバは、上位サーバの管理下にあるControl Managerサーバです。

注:

Control Manager 6.0アドバンス版では、次のサーバを下位のControl Managerサーバとしてサポートします。

  • Control Manager 6.0アドバンス版

  • Control Manager 5.5アドバンス版

Control Manager 5.5/6.0スタンダード版サーバを下位サーバとすることはできません。

表 1. 上位サーバと下位サーバの機能の比較
機能 上位サーバで提供 下位サーバで提供

階層構造のサポート

下位サーバの管理

 

管理下の製品の管理

複数の下位サーバの操作

 

広域タスクの発行

 

広域レポートの作成

 
注:

上位サーバを別の上位サーバに登録することはできません。また、1つのサーバが同時に上位サーバと下位サーバになることはできません。

Control Manager管理コンソールを使用する製品ディレクトリ構造では、システム管理者は1台の上位サーバに属するすべての下位サーバに対して次の処理を管理、監視、および実行できます。

  • Control Managerウィジェットを使用した、ウイルス対策、コンテンツセキュリティ対策、およびWebセキュリティ対策の概要の監視

  • ログのクエリ

  • タスクの開始

  • レポートの表示

  • 下位サーバの管理コンソールへのアクセス

製品ディレクトリ構造を使用すると、企業のウイルス対策およびコンテンツセキュリティ対策製品を広範囲にわたって効果的に管理することが可能です。