管理下の製品および下位サーバの製品ディレクトリ構造を計画するときは、次の設定を適用することをお勧めします。
構造 |
説明 |
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社内のネットワークポリシーおよびセキュリティポリシー |
社内のネットワークにアクセス権や共有権を適用する場合、社内のネットワークポリシーとセキュリティポリシーに従って管理下の製品および下位サーバをグループ化します。 |
組織と機能 |
会社の組織上および機能上の分割に従って、管理下の製品および下位サーバをグループ化します。たとえば、2台のControl Managerサーバで製品グループとテスト担当グループを管理します。 |
所在地 |
管理下の製品/下位サーバの位置がControl Managerサーバと管理下の製品/下位サーバ間の通信に影響する場合には、グループ化の判断基準として地理的な位置を考慮します。 |
管理責務 |
管理下の製品および下位サーバを、それぞれのシステムまたはセキュリティの担当者に合わせてグループ化します。これにより、グループ設定が可能になります。 |
製品ディレクトリを使用することで、管理下の製品のグループ化をユーザが指定できるようになり、次を実行して管理下の製品を管理できます。
管理下の製品の設定
製品へのScanNowの実行要求 (このコマンドがサポートされている場合)
製品情報および製品のインストール環境の詳細情報 (製品バージョン、パターンファイルのバージョン、検索エンジンのバージョン、OSなど) の表示
製品レベルのログの表示
最新のパターンファイル、検索エンジン、スパムメール判定ルール、製品プログラムの配信
製品ディレクトリ構成は、次の点を考慮して慎重に計画してください。
注意点 |
影響 |
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ユーザのアクセス |
ユーザのアクセス権は、アカウントの作成時に設定します。アクセス権を複数のセグメントに付与できます。例: rootディレクトリを選択すると、製品ディレクトリ全体へのアクセス権を付与することになります。管理下の特定の製品を選択した場合には、その製品へのアクセス権だけが付与されます。 |
配信計画 |
配信計画に基づいて、最新のパターンファイル、検索エンジン、スパムメール判定ルール、製品プログラムなどのコンポーネントが、製品に対して配信されます。配信計画は、個々の製品ではなく製品グループに対して配信されます。このため、構造が適切なディレクトリでは、受信者の指定が簡単になります。 |
大規模感染予防ポリシー (OPP) およびダメージコントロールテンプレート (DCT) の配信 |
大規模感染予防ポリシーおよびクリーンナップタスクを効率的に配信できるかどうかは、大規模感染予防ポリシーおよびダメージコントロールテンプレートの配信計画に依存します。 |
アイコン |
説明 |
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InterScan eManager |
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ウイルスバスター コーポレートエディション |
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ServerProtectインフォメーションサーバ |
ServerProtectドメイン |
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ServerProtect for Windows (一般サーバ) |
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ServerProtect for NetWare (一般サーバ) |
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InterScan Messaging Security Suite |
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InterScan Web Security Suite |
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InterScan VirusWall for Windows |
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InterScan VirusWall for UNIX |
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InterScan for Microsoft Exchange |
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InterScan for Lotus Notes |
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Network VirusWall |
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NetScreen Global PROファイアウォール |
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管理下の製品接続ステータスのアイコン |
ディレクトリ管理機能を使用して、製品ディレクトリを配置します。製品の種類を表すフォルダ名を使用して、保護の種類やControl Managerシステムの管理モデルに従って、管理下の製品をグループ化します。