ポリシーの種類について

Control Managerには、管理者が作成できる3種類のポリシーが用意されています。ポリシーの種類はそれぞれ、対象の選択方法において違いがあり、この方法はポリシーの動作に影響を与えます。ポリシーリストでは、次の表で説明しているとおりの順序で、ポリシーの種類が配置されます。

表 1. ポリシーの種類

ポリシーの種類

説明

指定済み

  • 検索機能または参照機能を使用して特定の対象を指定し、それらの対象をポリシーに手動で割り当てます。

  • 管理者が特定の設定を特定の対象のみに配信する場合に便利です。

  • ポリシーリストの最上位に留まり、いずれのフィルタ済みポリシーより優先されます。

フィルタ済み

  • フィルタを使用して、現在の対象およびそれ以降の対象をポリシーに自動的に割り当てます。

  • 標準の設定を対象のグループに配信する場合に便利です。

  • 管理者は、ポリシーリストでフィルタ済みポリシーの優先順位を変更できます。

  • Control Managerがフィルタ済みポリシーに対象を割り当てるしくみの詳細については、フィルタ済みポリシーへのエンドポイントの割り当てを参照してください。

注:
  • 管理者がポリシーリストを並べ替えると、Control Managerは、対象条件および各ポリシー作成者のユーザの役割に基づいて、別のフィルタ済みポリシーに対象を再割り当てします。

  • フィルタ済みポリシーの種類は、managingOfficeScan設定でのみ使用できます。

ドラフト

管理者は、対象を選択せずにポリシー設定をドラフトとして保存できます。Control Managerでは、ドラフトポリシーがリストの下部に最下位の優先順位で保存されます。