ポリシー管理について

ポリシー管理を使用すると、管理者は、単一の管理コンソールから管理下の製品およびエンドポイントに製品設定を適用できます。管理者は、対象を選択し、製品設定のリストを設定してポリシーを作成します。

ポリシーには次の項目があります。

  • ポリシー名

  • 対象

    管理者は、手動で対象を選択するか、フィルタを使用して自動的に対象をポリシーに割り当てることができます。対象の選択方法によって、ポリシーの種類や動作が決まります。ポリシーの種類の詳細については、ポリシーの種類についてを参照してください。

    管理下の製品またはエンドポイントを対象に含めるには、管理下の製品またはエンドポイントの製品のバージョンがControl Managerのポリシー管理をサポートしていることを確認します。[ポリシーテンプレートの設定] 画面には、サポートされる製品のバージョンに関する情報が含まれています。

  • 設定

    Control Managerから対象にポリシーを配信すると、このポリシーに定義されている設定によって、対象の既存の設定が上書きされます。Control Managerでは、24時間ごとに対象にポリシー設定が適用されます。ローカルの管理者が管理下の製品コンソールから設定を変更することは可能ですが、その変更はControl Managerがポリシー設定を適用するたびに上書きされます。

    注:
    • ポリシーの適用は24時間ごとに行われるため、ローカルの管理者がその適用期間に管理下の製品コンソールを使用して変更を行った場合、対象の製品設定とポリシー設定が一致しない場合があります。

    • IMSVAサーバに配信されたポリシー設定は対象サーバの既存の設定よりも優先され、上書きされることはありません。IMSVAサーバは、これらのポリシー設定をリストの一番上に保存します。

    • Control Managerのポリシーが割り当てられたウイルスバスター Corp.クライアントが別のウイルスバスター Corp.ドメインに移動した場合、クライアント設定は、そのウイルスバスター Corp.ドメインが定義した設定に一時的に変更されます。Control Managerが再度ポリシーを適用すると、クライアント設定はポリシー設定に準拠します。

    特定の製品設定では、Control Managerは、管理下の製品から特定の設定オプションを取得する必要があります。管理者が1つのポリシーに対して複数の対象を選択した場合、Control Managerは、最初に選択した対象のみから設定オプションを取得できます。正常にポリシー配信を行うには、製品設定が対象間で同期化されていることを確認します。

注:

新しい管理下の製品またはエンドポイントでポリシー管理を実行するには、管理下の製品を [新規エンティティ] フォルダから製品ディレクトリの別のフォルダに移動します。