コアプロセスおよび設定ファイル

Control Managerでは、システム設定および一時ファイルがXML形式で保存されます。

次の表は、Control Managerで使用される設定ファイルおよびプロセスを示しています。

表 1. Control Manager設定ファイル

設定ファイル

説明

AuthInfo.ini

プライベートキーファイル名、公開鍵ファイル名、証明書ファイル名、プライベートキーの暗号化されたパスフレーズ、ホストID、およびポートに関する情報を含む設定ファイルです。

aucfg.ini

アップデート設定ファイル

TVCS_Cert.pem

SSL認証で使用される証明書です。

TVCS_Pri.pem

SSLで使用されるプライベートキーです。

TVCS_Pub.pem

SSLで使用される公開鍵です。

ProcessManager.xml

ProcessManager.exeで使用されます。

CmdProcessorEventHandler.xml

CmdProcessor.exeで使用されます。

UIProcessorEventHandler.xml

UIProcessor.exeで使用されます。

DMRegisterinfo.xml

CasProcessor.exeで使用されます。

DataSource.xml

Control Managerのプロセスの接続パラメータを保存します。

SystemConfiguration.xml

Control Managerのシステム設定ファイルです。

CascadingLogConfiguration.xml

下位サーバ用のログアップロード設定ファイルです。

agent.ini

MCPエージェントのファイルです。

TMI.cfg

Trend Micro Management Infrastructureの設定ファイルです。

表 2. Control Managerプロセス

プロセス

説明

ProcessManager.exe

Control Managerのコアプロセスを起動および停止します。

CmdProcessor.exe

他のプロセスによって作成されたXML命令の管理下の製品への送信、製品の登録の処理、アラートの送信、スケジュールされたタスクの実行、大規模感染予防ポリシーの適用などを行います。

UIProcessor.exe

Control Manager管理コンソールで実行されたユーザの入力を処理し、実際のコマンドに変換します。

LogReceiver.exe

管理下の製品のログおよびメッセージを受信します。

LogProcessor.exe

管理下の製品から新しいメッセージを受信し、下位Control Managerサーバからエンティティ情報を受信します。

LogRetriever.exe

ログを受信し、Control Managerデータベースに保存します。

ReportServer.exe

Control Managerレポートを生成します。

MsgReceiver.exe

Control Managerサーバ、管理下の製品、および下位サーバからメッセージを受信します。

CasProcessor.exe

Control Managerサーバ (上位サーバ) が他のControl Managerサーバ (下位サーバ) を管理できるようにします。

DCSProcessor.exe

ダメージクリーンナップサービスの機能を実行します。

Ntpd.exe

Network Time Protocol (NTP) サービスです。

inetinfo.exe

Microsoft Internet Information Serviceプロセスです。

jk_nt_service.exe

java.exe

多数のスタンドアロンCGIプログラムを使用する代わりに、インタフェースを定義することによってWebベースのユーザインタフェースを構築するのに使用されるJavaサーバ側拡張です。

cm.exe

dmserver.exeおよびmrf.exeを管理します。

mrf.exe

コミュニケータプロセスです。

dmserver.exe

Control Manager管理コンソールのログオンページを提供し、製品ディレクトリ (Control Manager側) を管理します。

sCloudProcessor.NET.exe

ポリシー管理に関連するタスクを管理します。