適切な接続ステータス設定について

接続ステータスの実行間隔を指定するときは、管理下の製品のステータス情報の更新頻度と、システムリソースの消費の抑制の両方を考慮します。初期設定では、一般的な状況を前提にして間隔が設定されていますが、接続ステータス設定をカスタマイズする場合は次の点に注意してください。

表 1. 推奨される接続ステータス

接続ステータスの頻度

考慮する点

長い間隔の接続ステータス (60分以上)

接続ステータスの実行間隔を長く設定すると、Control Manager管理コンソールにコミュニケータステータスが反映されるまでの期間が長くなり、その間に新たに発生するイベントの数が多くなります。

たとえば、コミュニケータとの接続トラブルが発生して、その後解決された場合でも、ステータスが更新されるまでに時間がかかります。ステータスが「停止中」または「異常」と表示されていたとしても、実際にはコミュニケータとの通信が可能になっている場合があります。

短い間隔の接続ステータス (60分未満)

接続ステータスの実行間隔を短く設定すると、Control Managerサーバの管理コンソールに、より最新のステータスが表示されるようになります。ただし、コミュニケータとの頻繁な通信によって帯域幅が多く消費されます。