ここでは、Gmailを準備する方法について説明します。準備とは、サービスアカウントを作成して、Cloud App SecurityにユーザのGmail環境にアクセスする権限を付与するプロセスのことを指します。
Cloud App Securityでは、OAuth 2.0認証フローを使用してGmail用のサービスアカウントを準備します。
Cloud App Securityでは、初期設定のグローバル管理者の役割を割り当てられた管理者のみがサービスアカウントを準備できます。Cloud App Security役割ベースのアクセス制御の詳細については、管理者と役割を参照してください。
Cloud App Securityは、Gmail向けの2つの保護モードをサポートしています。詳細については、メールサービス向けの保護モードを参照してください。各モードでは、サービスアカウントを個別に準備する必要があります。
保護モード |
アカウントの準備 |
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APIベースの保護 |
Gmailサービスアカウントを準備するを参照してください。 |
インライン保護 |
注:
現在、インライン保護はGmailの受信メッセージのみを保護しています。 (※本機能は日本ユーザには提供していない機能であり、使用できません。) |
要件に応じて、Gmailサービス向けの保護の種類のうちいずれか一方を準備することも、両方を準備することもできます。