管理者と役割

Cloud App Securityでは、管理コンソールへのフルアクセスを持つ管理者の役割に加えて、タスクの実行に必要な制限付きアクセスをユーザやグループに付与するカスタムの管理上の役割がサポートされます。たとえば、高度な脅威対策ポリシーのみを表示および管理する役割を指定したり、編集権限なしで既存の情報漏えい対策ポリシーを表示できる役割を指定したりすることができます。これにより、より詳細な役割ベースのアクセス制御が可能になり、企業データの漏えいリスクが低減します。

Cloud App Securityの役割には初期設定ですべての権限を持つグローバル管理者のほか、最大4つのカスタムの役割を組織のニーズに合わせて作成できます。Cloud App Securityの役割ベースのアクセス制御を行うには、次を実行します。

  • 権限を指定し、ユーザやグループをメンバーに追加することで、役割を定義します。

  • ユーザを追加し、適切な役割を割り当てることで、管理者アカウントを作成します。

管理者アカウントを追加し、カスタムの役割を作成して、ユーザまたはグループに役割を割り当てることができるのはグローバル管理者の役割を持つユーザのみです。