Time-of-Clickプロテクション機能を使用すると、Exchange Onlineの受信メールメッセージに含まれるURLがユーザによりクリックされた際に、リスクレベルに応じた処理を実行して潜在的リスクからユーザを保護できます。Cloud App Securityは保護のために、受信メールメッセージに含まれる不審なURLを、Webレピュテーションサービスにリダイレクトされるように書き換えます。メールメッセージ内の書き換え済みURLがクリックされた場合、WebブラウザからWebレピュテーションサービスに対してそのURLのリスクレベルがクエリされ、該当するリスクレベルに指定されている処理が実行されます。
この機能は、Exchange Onlineサービスの認証アカウントを使用している場合にのみ利用できます。そのため、Exchange Onlineのデリゲートアカウントを使用している場合、使用する認証を認証アカウントに移行する必要があります。
[ブロックする] 処理では、URLへのアクセスを中止します。
[許可する] 処理では、URLのページへのアクセスを許可します。
[警告する] 処理では、リスクについての警告をユーザに表示しますが、そのURLにアクセスするかどうかの判断はユーザに委ねます。