Gmailの承認済みヘッダフィールドリストには、Gmailのメールメッセージのヘッダフィールドの条件を指定します。メッセージがいずれかの条件に一致すると、ポリシーの検索がバイパスされます。
たとえば、メールによるフィッシング攻撃の模擬訓練を行う際に、すべてのポリシーで特定のメールメッセージを検索から除外したい場合に、グローバル承認済みリストを作成できます。これにより、ヘッダフィールドの条件に一致するメッセージが、Gmailの高度な脅威対策や情報漏えい対策の有効化されたポリシーのすべてで検索対象から除外され、対象の受信者に配信されるようになります。
必要に応じて、先にリストを設定しておき、後から有効にすることもできます。
指定したエントリが下の領域に表示されます。
[次の値を含む] または [次に等しい] が選択されているかどうかに応じて、メールメッセージの指定したヘッダフィールドに指定した値が含まれるか、ヘッダフィールドと指定した値が完全に一致する場合、そのメッセージは有効化されたGmailのATPポリシーとDLPポリシーのすべてで検索されなくなります。
[フィールドの名前] と [値] では大文字と小文字が区別され、ワイルドカード文字と正規表現はサポートされません。
ヘッダフィールドの名前と値は128文字以下で指定する必要があります。
指定した任意のエントリとヘッダフィールドが一致するメールメッセージは、ポリシーの検索がバイパスされます。
最大10件のヘッダフィールドを指定できます。