書き込み制御コマンド 親トピック

コマンドラインインタフェースに次の形式でコマンドを入力して、書き込み制御リストと書き込み制御の除外リストを設定します。
SLCmd.exe -p <admin_password> <command> <parameter> <value>
次の表は、使用可能なパラメータの省略表記一覧を示しています。

省略表記と用法

パラメータ
省略表記
用法
writeprotection
wp
書き込み制御機能を管理します
writeprotection-file
wpfi
書き込み制御リストのファイルを管理します
writeprotection-folder
wpfo
書き込み制御リストのフォルダを管理します
writeprotection-regvalue
wprv
書き込み制御リストのレジストリ値と、関連するレジストリキーを管理します
writeprotection-regkey
wprk
書き込み制御リストのレジストリキーを管理します
writeprotection-file-exception
wpfie
書き込み制御の除外リストのファイルを管理します
writeprotection-folder-exception
wpfoe
書き込み制御の除外リストのフォルダを管理します
writeprotection-regvalue-exception
wprve
書き込み制御の除外リストのレジストリ値と、関連するレジストリキーを管理します
writeprotection-regkey-exception
wprke
書き込み制御の除外リストのレジストリキーを管理します
次の表は、使用可能なコマンド、パラメータ、および値の一覧を示しています。

書き込み制御リストの「File」コマンド

コマンド
パラメータ
説明
show
writeprotection
 
書き込み制御リストを表示します
writeprotection-file
 
ファイルに関連する書き込み制御リストを表示します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> show writeprotection-file
writeprotection-file-exception
 
ファイルに関連する書き込み制御除外リストを表示します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> show writeprotection-file-exception
writeprotection-folder
 
フォルダに関連する書き込み制御リストを表示します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> show writeprotection-folder
writeprotection-folder-exception
 
フォルダに関連する書き込み制御除外リストを表示します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> show writeprotection-folder-exception
add
writeprotection-file
<file_path>
指定したファイルを書き込み制御リストに追加します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-file archive.txt
注意
注意
パスの最後から前方に向かって <file_path> 値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfile.txtおよびc:¥Temp¥userfile.txtに一致します。
writeprotection-file-exception
-t <file_path> -p <process_path>
指定したファイルに対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-file-exception -t userfile.txt -p notepad.exe
注意
注意
パスの最後から前方に向かって-p -t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfile.txtおよびc:¥Temp¥userfile.txtに一致します。
-t <file_path>
指定したファイルに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-file-exception -t userfile.txt
注意
注意
パスの最後から前方に向かって-t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfile.txtおよびc:¥Temp¥userfile.txtに一致します。
-p <process_path>
指定したプロセスからのファイルへの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-file-exception -p notepad.exe
注意
注意
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。たとえば、notepad.exeを指定すると、c:¥Windows¥notepad.exeおよびc:¥Temp¥notepad.exeに一致します。
writeprotection-folder
[-r] <folder_path>
指定したフォルダを書き込み制御リストに追加します
-r オプションでサブフォルダも追加できます
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-folder -r c:\Windows\
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
パスの最後から前方に向かって <folder_path> 値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfolderおよびc:¥Temp¥userfolderに一致します。
writeprotection-folder-exception
[-r] -t <folder_path> -p <process_path>
指定したフォルダに対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
-r: オプションでサブフォルダを含みます
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-folder-exception -r -t c:\Windows\System32\Temp\ -p c:\Windows\notepad.exe
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
パスの最後から前方に向かって-p -t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfile.txtおよびc:¥Temp¥userfile.txtに一致します。
[-r] -t <folder_path>
指定したフォルダに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
-r: オプションでサブフォルダを含みます
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-folder-exception -r -t c:\Users\
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
フォルダパスの最後の部分から前方に向かって-t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfolderを指定すると、c:¥Windows¥userfolderおよびc:¥Temp¥userfolderに一致します。
-p <process_path>
指定したプロセスからのフォルダへの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-folder-exception -r -p c:\Windows\System32\
注意
注意
プロセスパスの最後からパスの前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。たとえば、notepad.exeと指定すると、c:¥Windows¥notepad.exec:¥Temp¥notepad.exeに一致します。
remove
writeprotection-file
<file_path>
指定したファイルを書き込み制御リストから削除します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-file archive.txt
注意
注意
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <file_path> を指定してください。
writeprotection-file-exception
-t <file_path> -p <process_path>
指定したファイルに対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-file-exception -t userfile.txt -p notepad.exe
注意
注意
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <file_path> および <process_path> を指定してください。
-t <file_path>
指定したファイルに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-file-exception -t userfile.txt
注意
注意
パスの最後から前方に向かって-t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfile.txtおよびc:¥Temp¥userfile.txtに一致します。
-p <process_path>
指定したプロセスからのファイルへの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-file-exception -p notepad.exe
注意
注意
プロセスパスの最後からパスの前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。たとえば、notepad.exeと指定すると、c:¥Windows¥notepad.exec:¥Temp¥notepad.exeに一致します。
writeprotection-folder
[-r] <folder_path>
指定したフォルダを書き込み制御リストから削除します
-r: オプションでサブフォルダを含みます
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-folder -r c:\Windows\
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <folder_path> および-r値を指定してください。
writeprotection-folder-exception
[-r] -t <folder_path> -p <process_path>
指定したフォルダに対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
-r: オプションでサブフォルダを含みます
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-folder-exception -r -t c:\Windows\System32\Temp\ -p c:\Windows\notepad.exe
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <folder_path>、<process_path>、および-r値を指定してください。
[-r] -t <folder_path>
指定したフォルダに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
-r: オプションでサブフォルダを含みます
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-folder-exception -r -t c:\Users\
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
フォルダパスの最後の部分から前方に向かって-t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfolderを指定すると、c:¥Windows¥userfolderおよびc:¥Temp¥userfolderに一致します。
-p <process_path>
指定したプロセスからのフォルダへの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> remove writeprotection-folder-exception -p c:\Windows\System32\
注意
注意
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。たとえば、notepad.exeを指定すると、c:¥Windows¥notepad.exeおよびc:¥Temp¥notepad.exeに一致します。

書き込み制御リストの「Registry」コマンド

コマンド
パラメータ
説明
show
writeprotection
 
書き込み制御リストを表示します
writeprotection-regvalue
 
レジストリ値に関連する書き込み制御リストを表示します
writeprotection-regvalue-exception
 
レジストリ値に関連する書き込み制御除外リストを表示します
writeprotection-regkey
 
レジストリキーに関連する書き込み制御リストを表示します
writeprotection-regkey-exception
 
レジストリキーに関連する書き込み制御除外リストを表示します
add
writeprotection-regvalue
<path_of_registry_key> <registry_value>
指定したレジストリ値を書き込み制御リストに追加します
レジストリキーの指定が必要です
たとえば、「HKEY\test\」レジストリキーのレジストリ値「testvalue」を書き込み制御リストに追加するには、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add writeprotection-regvalue HKEY\test testvalue
writeprotection-regvalue-exception
-t <path_of_registry_key> <registry_value> -p <process_path>
指定したレジストリ値に対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
レジストリキーの指定が必要です
注意
注意
このコマンドにより、指定したプロセスによる指定したレジストリ値への書き込みアクセスが可能になります。
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
-t <path_of_registry_key> <registry_value>
指定したレジストリ値に対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
レジストリキーの指定が必要です
注意
注意
このコマンドにより、任意のプロセスによる指定したレジストリ値への書き込みアクセスが可能になります。
-p <process_path>
指定したプロセスからのレジストリ値への書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
注意
注意
このコマンドにより、指定したプロセスによる任意のレジストリ値への書き込みアクセスが可能になります。
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
writeprotection-regkey
[-r] <path_of_registry_key>
指定したレジストリキーを書き込み制御リストに追加します
-r: オプションでサブキーを含みます
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
writeprotection-regkey-exception
[-r] -t <path_of_registry_key> -p <process_path>
指定したレジストリキーに対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
-r: オプションでサブキーを含みます
注意
注意
このコマンドにより、指定したプロセスによる指定したレジストリキーへの書き込みアクセスが可能になります。
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
[-r] -t <path_of_registry_key>
指定したレジストリキーに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
-r: オプションでサブキーを含みます
注意
注意
このコマンドにより、任意のプロセスによる指定したレジストリキーへの書き込みアクセスが可能になります。
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
-p <process_path>
指定したプロセスからのレジストリキーへの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストに追加します
注意
注意
このコマンドにより、指定したプロセスによる任意のレジストリキーへの書き込みアクセスが可能になります。
プロセスパスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
remove
writeprotection-regvalue
<path_of_registry_key> <registry_value>
指定したレジストリ値を書き込み制御リストから削除します
レジストリキーの指定が必要です
注意
注意
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <path_of_registry_key> および <registry_value> を指定してください。
writeprotection-regvalue-exception
-t <path_of_registry_key> <registry_value> -p <process_path>
指定したレジストリ値に対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
レジストリキーの指定が必要です
注意
注意
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <path_of_registry_key>、<registry_value>、および <process_path> を指定してください。
パスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
-t <path_of_registry_key> <registry_value>
指定したレジストリ値に対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
レジストリキーの指定が必要です
-p <process_path>
指定したプロセスからのレジストリ値への書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
注意
注意
パスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
writeprotection-regkey
[-r] <path_of_registry_key>
指定したレジストリキーに対する指定したプロセスからの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
-r: オプションでサブキーを含みます
注意
注意
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <path_of_registry_key> および-r値を指定してください。
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
writeprotection-regkey-exception
[-r] -t <path_of_registry_key> -p <process_path>
指定したレジストリキーに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
-r: オプションでサブキーを含みます
注意
注意
対応するaddコマンドで最初に指定した、正確な <path_of_registry_key>、<process_path>、および-r値を指定してください。
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
パスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。
[-r] -t <path_of_registry_key>
指定したレジストリキーに対する書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
-r: オプションでサブキーを含みます
注意
注意
必要に応じて-r値を使用して、指定したフォルダと関連するサブフォルダを含めます。
-p <process_path>
指定したプロセスからのレジストリキーへの書き込みを許可するルールを書き込み制御除外リストから削除します
注意
注意
パスの最後から前方に向かって-p値のパターンマッチングが行われます。