信頼するハッシュリストのコマンド 親トピック

コマンドラインインタフェースに次の形式でコマンドを入力して、信頼するハッシュ値を設定します。
SLCmd.exe -p <admin_password> <command> <parameter> <value>
次の表は、使用可能なパラメータの省略表記一覧を示しています。

省略表記と用法

パラメータ
省略表記
用法
trustedhash
th
Safe Lock 管理者が追加した信頼するハッシュ値 (ファイル) を管理します。
次の表は、使用可能なコマンド、パラメータ、および値の一覧を示しています。

信頼するハッシュリストのコマンド

コマンド
パラメータ
説明
set trustedhash
 
信頼するハッシュリストの設定を表示します
注意
注意
初期設定はDisabledです。
enable
信頼するハッシュリストの使用を有効にします
disable
信頼するハッシュリストの使用を無効にします
show trustedhash
 
信頼するハッシュリストのハッシュ値を表示します
たとえば、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> show trustedhash
add trustedhash
-v <hash> [-l <label>] [-u][-al][-t<file_path>][-n<note>]
指定したハッシュ値を信頼するハッシュリストに追加します
ハッシュ値xxxを含む信頼するファイルを信頼するハッシュリストに追加するには、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add trustedhash -v xxx
-l: オプションでこのハッシュに対する一意のラベルを指定できます
-u: オプションでこのハッシュに一致するファイルを許可リストの自動更新の監視対象にできます
注意
注意
-uオプションを使用する場合は、事前指定による許可リスト自動更新が有効である必要があります。
-al: オプションでファイルへの最初のアクセス時、このハッシュ値に一致するファイルを 許可リストに追加できます
-t: オプションでハッシュの確認対象となるファイルのパスを指定できます
注意
注意
パスの最後から前方に向かって-t値のパターンマッチングが行われます。たとえば、userfile.txtを指定すると、c:¥Windows¥userfile.txtおよびc:¥Temp¥userfile.txtに一致します。
-n: オプションでメモを指定できます
remove trustedhash
-l <label>
指定したラベルのファイルを信頼するハッシュリストから削除します
remove trustedhash
-a
信頼するハッシュリストのハッシュ値をすべて削除します