Propertyセクション 親トピック

次の表は、setup.ini (セットアップファイル) で使用可能なコマンド一覧を示しています。セットアップファイルで値を指定しない場合は、初期設定値が使用されます。

Setup.iniファイルの [Property] セクションの引数

KEY
説明
使用可能な値
初期設定値
暗号化
ACTIVATION_CODE
アクティベーションコード
<activation_code>
<空白>
なし
NO_DESKTOP
デスクトップにショートカットを作成します
  • 0: ショートカットを作成します
  • 1: ショートカットを作成しません
0
なし
NO_STARTMENU
[スタート] メニューにショートカットを作成します
  • 0: ショートカットを作成します
  • 1: ショートカットを作成しません
0
なし
NO_SYSTRAY
システムトレイアイコンとWindows通知を表示します
  • 0: システムトレイにアイコンを作成します
  • 1: システムトレイにアイコンを作成しません
0
なし
NO_NSC
ファイアウォールをインストールします
  • 0: ファイアウォールを作成します
  • 1: ファイアウォールを作成しません
0
なし
CONFIG_PATH
設定ファイルのパス
<path>
<空白>
なし
LIST_PATH
インポートする許可リストのパスです
<path>
<空白>
なし
APPLICATIONFOLDER
エージェントプログラムのインストールパスです
<path>
<空白>
なし
MANAGED_MODE
Trend Micro Safe LockをSafe Lock Intelligent Managerサーバで管理するかどうかを指定します
  • 0: スタンドアロンモード
  • 1: 集中管理モード
0
なし
PASSWORD
SLCmd.exeとTrend Micro Safe Lockのメイン画面で使用するパスワード
<password>
<空白>
なし
CUSTOM_ACTION
ブロックしたイベントに対するカスタム処理です
  • 0: 無視
  • 1: 隔離
  • 2: サーバに確認
0
なし
QUARANTINE_FOLDER_PATH
エージェントプログラムの隔離パスです
<path>
<空白>
なし
ROOT_CAUSE_ANALYSIS
原因分析レポートを有効にします
  • 0: 無効
  • その他の値: 有効
1
なし
INTEGRITY_MONITOR
変更監視を有効にします
  • 0: 無効
  • 1: 有効
0
なし
PREDEFINED_TRUSTED_UPDATER
事前指定による許可リスト自動更新を有効にします
  • 0: 無効
  • 1: 有効
0
なし
WINDOWS_UPDATE_SUPPORT
Windows Updateサポートを有効にします
  • 0: 無効
  • 1: 有効
0
なし
PRESCAN
Trend Micro Safe Lockをインストールする前に対象コンピュータを事前検索します
  • 0: コンピュータを事前検索しません
  • 1: コンピュータを事前検索します
1
なし
MAX_EVENT_DB_SIZE
データベースファイルの最大サイズ (MB)
正の整数
1024
なし
WEL_SIZE
Windowsイベントログのサイズ (KB)
正の整数
注意
注意
インストールしたエージェントの初期設定値です。Safe Lockをアップグレードしても、以前のインストールで設定されたユーザ指定のWEL_SIZE値は変更されません。
10240
なし
WEL_RETENTION
イベントログのサイズが [Windows イベントログ] の最大値に達したときの [Windows イベントログ] のオプションです
Windows XP以前のプラットフォームの場合:
  • 0: 必要に応じてイベントを上書きします
  • 1365: 指定した日数 (1~365 日) よりも古いイベントを上書きします
  • -1: イベントを上書きしません (ログは手動で消去します)
Windows Vista以降のプラットフォームの場合:
  • 0: 必要に応じてイベントを上書きします (最も古いイベントから)
  • 1: ログがいっぱいになったらアーカイブし、イベントを上書きしません
  • -1: イベントを上書きしません (ログは手動で消去します)
0
なし
WEL_IN_SIZE
変更監視イベントのWindowsイベントログのサイズ (KB)
正の整数
10240
なし
WEL_IN_RETENTION
変更監視イベントのイベントログのサイズが [Windowsイベントログ] の最大値に達したときの [Windowsイベントログ] のオプションです
Windows XP以前のプラットフォームの場合:
  • 0: 必要に応じてイベントを上書きします
  • 1365: 指定した日数 (1~365 日) よりも古いイベントを上書きします
  • -1: イベントを上書きしません (ログは手動で消去します)
Windows Vista以降のプラットフォームの場合:
  • 0: 必要に応じてイベントを上書きします (最も古いイベントから)
  • 1: ログがいっぱいになったらアーカイブし、イベントを上書きしません
  • -1: イベントを上書きしません (ログは手動で消去します)
0
なし
USR_DEBUGLOG_ENABLE
ユーザセッションのデバッグログを有効にします
  • 0: ログに記録しません
  • 1: ログに記録します
0
なし
USR_DEBUGLOGLEVEL
ユーザセッションに許可されたデバッグログエントリの数です
  • 273
273
なし
SRV_DEBUGLOG_ENABLE
サービスセッションのデバッグログを有効にします
  • 0: ログに記録しません
  • 1: ログに記録します
0
なし
SRV_DEBUGLOGLEVEL
サービスセッションに許可されたデバッグログエントリの数です
  • 273
273
なし
SILENT_INSTALL
サイレントモードでインストールを実行します
  • 0: サイレントモードを使用しません
  • 1: サイレントモードを使用します
0
なし
重要
重要
サイレントモードを使用するには、ACTIVATION_CODEおよびPASSWORDのキーと値も指定する必要があります。例:
[PROPERTY]
ACTIVATION_CODE=XX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
PASSWORD=P@ssW0Rd
SILENT_INSTALL=1
STORAGE_DEVICE_BLOCKING
管理下のエージェントへのCD/DVDドライブ、フロッピーディスクドライブやUSBデバイスなどのストレージデバイスによるアクセスをブロックします
  • 0: ストレージデバイスのアクセスを許可します
  • 1: ストレージデバイスのアクセスをブロックします
0
なし
INIT_LIST
インストール時に許可リストを初期化します
  • 0:インストール時に許可リストを初期化しません
  • 1:インストール時に許可リストを初期化します
0
なし
注意
注意
LIST_PATHINIT_LISTより優先されます。
例:
[PROPERTY]
LIST_PATH=liststore.db
INIT_LIST=1
この場合、liststore.dbはインポートされますが、INIT_LISTは無視されます。
INIT_LIST_PATH
許可リストの初期化で横断するフォルダパス で、空白の場合は各ローカルディスクのルートディレクトリを横断します
<フォルダパス>
<空白>
なし
INIT_LIST_PATH_OPTIONAL
許可リストの初期化で横断するフォルダパス で、空白の場合は各ローカルディスクのルートディレクトリを横断します
<フォルダパス>
<空白>
なし
INIT_LIST_EXCLUDED_FOLDER
許可リストの初期化時にファイルの自動列挙から除外するフォルダの絶対パスです
この設定は許可リストの最初の初期化と、それ以降のすべての許可リストのアップデートに適用されます
複数のフォルダを指定する場合は、INIT_LIST_EXCLUDED_FOLDERから始まる名前で新しいエントリを作成します。各エントリの名前は一意にします。次に例を示します
INIT_LIST_EXCLUDED_FOLDER=c:\folder1
INIT_LIST_EXCLUDED_FOLDER2=c:\folder2
INIT_LIST_EXCLUDED_FOLDER3=c:\folder3
<フォルダパス>
注意
注意
  • 最大260文字まで指定できます。
  • 存在しないフォルダパスを指定することもできます。
  • 除外はサブフォルダに適用されます。
<空白>
なし
INIT_LIST_EXCLUDED_EXTENSION
許可リストの初期化時にファイルの自動列挙から除外するファイルの拡張子です
この設定は許可リストの最初の初期化と、それ以降のすべての許可リストのアップデートに適用されます
複数の拡張子を指定する場合は、INIT_LIST_EXCLUDED_EXTENSIONから始まる名前で新しいエントリを作成します。各エントリの名前は一意にします。次に例を示します
INIT_LIST_EXCLUDED_EXTENSION=bmp
INIT_LIST_EXCLUDED_EXTENSION2=png
<ファイル拡張子>
注意
注意
実行可能ファイルのファイル拡張子 (例: exe、dll、sys) を指定すると、アプリケーション制御で問題が発生する場合があります。
<空白>
なし
LOCKDOWN
インストール後にアプリケーション制御を有効にします
  • 0:アプリケーション制御を無効にします
  • 1:アプリケーション制御を有効にします
0
なし
FILELESS_ATTACK_ PREVENTION
ファイルレス攻撃対策機能を有効にします
  • 0: 機能を無効にします
  • 1: 機能を有効にします
0
なし
SERVICE_CREATION_PREVENTION
サービス作成対策機能を有効にします
  • 0: 機能を無効にします
  • 1: 機能を有効にします
0
なし
注意
注意
Safe Lockは、次の場合にサービス作成対策機能を一時的に無効にします。
  • 許可リスト自動更新によって許可されたインストーラを使用して、新しいアプリケーションをアップデートまたはインストールする場合。許可リスト自動更新のプロセス完了後、自動的に本機能が再度有効になります。
  • Windows Updateサポートを有効にしている場合。Windows Updateサポートを無効にすると、自動的に本機能が再度有効になります。
VERIFY_PATCH_SIGNATURE
続行する前に、Safe Lock Intelligent Managerから受信したPatchの署名を検証します。
  • 0: Patchの署名を検証しません
  • 1: Patchの署名を検証します
  • 2またはその他: Windows 7以降ではPatchの署名を検証しますが、Windows Vista以前では検証をスキップします
2
なし
USR_DEBUGLOG_ENABLE
ユーザセッションのデバッグログを有効にします
  • 0: デバッグログを無効にします
  • 1: デバッグログを有効にします
0
なし
USR_DEBUGLOGLEVEL
ユーザセッションのデバッグレベル
273
273
なし
SRV_DEBUGLOG_ENABLE
サービスセッションのデバッグログを有効にします
  • 0: デバッグログを無効にします
  • 1: デバッグログを有効にします
0
なし
SRV_DEBUGLOGLEVEL
サービスセッションのデバッグレベル
  • 273
273
なし
FW_USR_DEBUGLOG
ファイアウォールのユーザセッションのデバッグログを有効にします
  • 0: デバッグログを無効にします
  • 1: デバッグログを有効にします
0
なし
FW_USR_DEBUGLOG_LEVEL
ファイアウォールのユーザセッションのデバッグレベル
数値
273
なし
FW_SRV_DEBUGLOG_ENABLE
ファイアウォールのサービスセッションのデバッグログを有効にします
  • 0: デバッグログを無効にします
  • 1: デバッグログを有効にします
0
なし
FW_SRV_DEBUGLOG_LEVEL
ファイアウォールのサービスセッションのデバッグレベル
数値
273
なし
BM_SRV_DEBUGLOG_ENABLE
挙動監視コアサービスのデバッグログを有効にします
  • 0: デバッグログを無効にします
  • 1: デバッグログを有効にします
0
なし
BM_SRV_DEBUGLOG_LEVEL
挙動監視コアサービスのデバッグレベル
  • 51
51
なし