メンテナンスモードのコマンド 親トピック

コマンドラインインタフェースに次の形式でコマンドを入力して、メンテナンスモードに関連する処理を実行します。
SLCmd.exe -p <admin_password> <command> <parameter> <value>
次の表は、使用可能なパラメータの省略表記一覧を示しています。

省略表記と用法

パラメータ
省略表記
用法
approvedlist
al
メンテナンスモードで許可リストを管理します
maintenancemode
mtm
メンテナンスモードを管理します
maintenancemodeschedule mtms
メンテナンスモードの予約を管理します
次の表は、使用可能なコマンド、パラメータ、および値の一覧を示しています。

メンテナンスモードのコマンド

コマンド
パラメータ
説明
start maintenancemode
 
メンテナンスモードを開始します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> start maintenancemode
 
-scan quarantine
メンテナンスモードを開始し、メンテナンス期間後のファイルの検索を有効にします。Safe Lockは、メンテナンス期間中に作成/実行/変更されたファイルを検索し、検出されたファイルを隔離します。不正として検出されなかったファイルは許可リストに追加します。
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> start maintenancemode -scan quarantine
 
-scan al
メンテナンスモードを開始し、メンテナンス期間後のファイルの検索を有効にします。Safe Lockは、メンテナンス期間中に作成/実行/変更されたファイルを検索し、不正として検出されたファイルを含めて許可リストに追加します。
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> start maintenancemode -scan al
stop maintenancemode
 
メンテナンスモードを終了します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> stop maintenancemode
注意
注意
エージェントがメンテナンスモードを終了中の場合、メンテナンスモードは終了できません。
 
-discard
メンテナンスモードを終了し、ファイルキュー内のファイルを許可リストに追加しません
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> stop maintenancemode discard
注意
注意
エージェントがメンテナンスモードを終了中の場合、メンテナンスモードは終了できません。
set maintenancemodeschedule
-start YYYY-MM-DDTHH:MM:SS -end YYYY-MM-DDTHH:MM:SS
メンテナンスモードの予約を設定します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> set maintenancemodeschedule -start 2019-04-07T01:00:00 -end 2019-04-07T05:00:00
注意
注意
  • エージェントがすでにメンテナンスモードになっているか、メンテナンスモードを終了中の場合、メンテナンスモードの予約は設定できません。
  • 現在の時間よりも前にメンテナンスモードの予約を開始するように設定している場合、設定を保存後、ただちにメンテナンス期間が開始されます。
 
-start YYYY-MM-DDTHH:MM:SS -end YYYY-MM-DDTHH:MM:SS -scan qaurantine
次を設定します。
  • メンテナンスモードの予約を設定します
  • メンテナンス期間後のファイルの検索を有効にします。Safe Lockは、メンテナンス期間中に作成/実行/変更されたファイルを検索し、検出されたファイルを隔離します。不正として検出されなかったファイルは許可リストに追加します。
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> set maintenancemodeschedule -start 2019-04-07T01:00:00 -end 2019-04-07T05:00:00 -scan quarantine
注意
注意
  • エージェントがすでにメンテナンスモードになっているか、メンテナンスモードを終了中の場合、メンテナンスモードの予約は設定できません。
  • 現在の時間よりも前にメンテナンスモードの予約を開始するように設定している場合、設定を保存後、ただちにメンテナンス期間が開始されます。
 
-start YYYY-MM-DDTHH:MM:SS -end YYYY-MM-DDTHH:MM:SS -scan al
次を設定します。
  • メンテナンスモードの予約を設定します
  • メンテナンス期間後のファイルの検索を有効にします。Safe Lockは、メンテナンス期間中に作成/実行/変更されたファイルを検索し、不正として検出されたファイルを含めて許可リストに追加します。
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> set maintenancemodeschedule -start 2019-04-07T01:00:00 -end 2019-04-07T05:00:00 -scan al
注意
注意
  • エージェントがすでにメンテナンスモードになっているか、メンテナンスモードを終了中の場合、メンテナンスモードの予約は設定できません。
  • 現在の時間よりも前にメンテナンスモードの予約を開始するように設定している場合、設定を保存後、ただちにメンテナンス期間が開始されます。
remove maintenancemodeschedule
 
メンテナンスモードの予約設定を取り消します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> remove maintenancemodeschedule
注意
注意
エージェントがすでにメンテナンスモードになっているか、メンテナンスモードを終了中の場合、予約設定は削除できません。
show maintenancemode
 
メンテナンスモードのステータスを表示します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> show maintenancemode
show maintenancemodeschedule
 
メンテナンスモードの予約設定を表示します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> show maintenancemodeschedule
重要
重要
メンテナンスモードを使用する前に、必要なアップデートを次のサポート対象プラットフォームに適用してください。
  • Windows 2000 Service Pack 4の場合、Microsoft UpdateカタログのWebサイトから更新プログラムKB891861を適用します。
  • Windows XP SP1の場合、Windows XP SP2にアップグレードします。
注意
注意
  • メンテナンスモードを開始する前に、エージェントのアップデートを実行してください。
  • 感染のリスクを減らすため、メンテナンス期間中は、信頼する配信元から取得したアプリケーションのみをエージェント上で実行してください。
  • エージェントは、一度に1つの予約されたメンテナンス期間を開始します。新しいメンテナンス期間を設定すると、まだ開始されていない既存のメンテナンスの予約が上書きされます。
  • メンテナンスモードを終了しようとしているときにエージェントコンピュータを再起動すると、Safe Lockがキュー内のファイルを許可リストに追加できなくなります。
  • メンテナンス期間中、エージェントのPatchのアップデートは実行できません。
  • メンテナンスモードが有効な場合、Safe Lockでは、メンテナンス期間中にエージェントの再起動を必要とするWindows Updateがサポートされません。
  • メンテナンス期間中にネットワークフォルダにファイルを配信するインストーラを実行するには、Safe Lockにネットワークフォルダに対するアクセス権限が必要です。