事前指定による許可リスト自動更新の「追加」コマンド 親トピック

コマンドラインインタフェースに次の形式でコマンドを入力して、事前指定による許可リスト自動更新にプロセス、ファイル、またはフォルダを追加します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -u <folder_or_file> -t <type_of_object> [<optional_values>]
次の表は、コマンド、パラメータ、および基本の値の一覧を示しています。

事前指定による許可リスト自動更新の「Add」コマンド

コマンド
パラメータ
説明
add
predefinedtrustedupdater
<folder_or_file>
指定したファイルまたはフォルダを事前指定による許可リスト自動更新に追加します
たとえば、notepad.exeを事前指定による許可リスト自動更新の除外リストに追加するには、次のように入力します。
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -e C:\Windows\notepad.exe
コマンドの末尾に次の値を追加します。

事前指定による許可リスト自動更新の「Add」コマンドの追加値

必須/任意
説明
使用例
-u <folder_or_file>
必須
事前指定による許可リスト自動更新リストに追加するファイル/フォルダを指定します
指定したファイル/フォルダの種類を -t オプションで指定する必要があります
該当なし
注意
注意
このパラメータには、-t <type_of_object> の値を使用する必要があります。
-t <type_of_object>
必須
-u オプションで指定したファイルの種類を指定します
以下のオブジェクト名が指定できます:
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -u C:\Windows\notepad.exe -t process
process
EXEなどの実行形式ファイル
file
MSIBATファイルなどのファイル
folder
EXEMSIBATファイルを含むフォルダ
folderandsub
EXEMSIBATファイルを含むフォルダとサブフォルダ
-p <parent_process>
任意
親プロセスのファイルパスを指定できます
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -u C:\Windows\notepad.exe -t process -p C:\batch files\note.bat
-l <label_name>
任意
許可リストの自動更新ルールに一意のラベルを指定できます
注意
注意
指定しない場合、任意のラベルが設定されます
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -u C:\Windows\notepad.exe -t process -l EDITOR
-al Enable
任意
-uオプションで指定したファイルが実行されるときまたは指定したフォルダに含まれるファイルが実行されるときに、許可リストのハッシュ値と実行されるファイルの比較を行います
注意
注意
何も指定しない場合はこのオプションが有効になりハッシュのチェックが行われます
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -u C:\Windows\notepad.exe -t process -al enable
-al Disable
任意
-uオプションで指定したファイルが実行されるときまたは指定したフォルダに含まれるファイルが実行されるときに、許可リストのハッシュ値と実行されるファイルの比較を行わずに処理を継続させます
SLCmd.exe -p <admin_password> add predefinedtrustedupdater -u C:\Windows\notepad.exe -t process -al disable