手動検索のコマンド 親トピック

コマンドラインインタフェースに次の形式でコマンドを入力して、エージェントの手動検索に関連する処理を実行します。
SLCmd.exe -p <admin_password> <command> <parameter> <value>
注意
注意
  • 手動検索のコマンドを使用するには、別途ライセンスが必要になります。正しいアクティベーションコードがあることを確認してから使用してください。アクティベーションコードの取得方法の詳細については、販売代理店にお問い合わせください。
  • エージェントコンポーネントのアップデートでは、Safe Lockエージェントがプロキシサーバを使用せずにアップデート元に接続できることを確認してください。
  • アップデートの完了後、コンポーネントは以前のバージョンにロールバックできます。
次の表は、使用可能なコマンド、パラメータ、および値の一覧を示しています。

手動検索のコマンド

コマンド
パラメータ
説明
start scan
[-action <action>]
エージェントで手動検索を実行します
-actionオプションには、検出があった場合に実行する処理を指定します。指定可能な処理は次のとおりです。
  • 0: 処理は行われません
  • 1: 駆除します。駆除処理に失敗した場合は削除します
  • 2: 駆除します。駆除処理に失敗した場合は隔離します。これが初期設定です。
  • 3: 駆除します。駆除処理に失敗した場合は無視します
たとえば、次のように入力します。SLCmd.exe -p <admin_password> start scan -action 1
注意
注意
  • 手動検索ごとに、Safe Lockは検索結果をC:¥Program Files¥Trend Micro¥Safe Lock¥Scan¥logのログファイル (ファイル名: TMSLScanResult_YYYYMMDDHHMMSS.log) に保存します。
  • 管理者権限を使用して次のコマンドを実行すると、隔離ファイルを復元できます。
    WKSupportTool.exe RestorePrescan <QuarantinedFilePath> <FilePathToRestore>
    <QuarantinedFilePath>には隔離ファイルのファイルパスを、<FilePathToRestore>にはファイルを復元するフォルダの場所を指定します。
    隔離ファイルの詳細については、検索ログを参照してください。
start update
 
Safe Lockエージェントコンポーネント (パターンファイルと検索エンジン) をアップデートします
set update
-source <source>
コンポーネントアップデートのアップデート元を設定します
show update
-source <source>
現在のアップデート元を表示します