このリリースの新機能 親トピック

Trend Micro Smart Protection Serverの新機能と強化された機能は次のとおりです。

バージョン3.0 Patch 2の新機能

機能
説明
証明書のインポート
セキュリティを強化するため、Webコンソールの新しい画面で証明書を管理できます。
HTTPSを使用したコンポーネントのアップデートのサポート
ファイルレピュテーションおよびWebレピュテーションのコンポーネントのアップデート元としてトレンドマイクロのアップデートサーバ以外を使用する場合に、アップデート元としてHTTPSを指定できるようになりました。以前のバージョンでは、アップデート元としてHTTPだけがサポートされていました。

バージョン3.0 Patch 1の新機能

機能
説明
カスタムディフェンス
Trend Micro Control Manager 6.0 Service Pack 3およびウイルスバスター コーポレートエディション 11.0 Service Pack 1以降との組み合わせで連携動作が強化され、Trend Micro Control Managerで集中管理される不審オブジェクトリストを用いた標的型攻撃に対する自動的な防御が可能になります。

バージョン3.0の新機能

機能
説明
パターンファイル読み込み時のパフォーマンス向上
ファイルレピュテーションサービスおよびWebレピュテーションサービスのパフォーマンスが向上し、パターンファイル読み込み時のメモリリソースの使用率が軽減されます。
  • Webレピュテーションサービス
    Webレピュテーションサービスが強化されて、Webブロックパターンファイルの増分アップデートが可能になりました。これにより、Webブロックパターンファイル読み込み時のメモリおよびネットワーク帯域幅の使用率を抑えることができます。
  • ファイルレピュテーションサービス
    ファイルレピュテーションサービスのログをインポートするメカニズムが強化され、データベースをWebサーバから直接アップデートできるようになりました。これによる効果は次のとおりです。
    • アクセスログがデータベースにリアルタイムでインポートされるようになったため、同じ量のデータをより短時間で処理できるようになり、ディスクI/Oのパフォーマンスが向上します。
    • サーバの負荷とリソースの使用率が軽減されます。
ダッシュボードの機能強化
  • ウィジェットに新しいレイアウトとテーブルが追加されました。
  • ウィジェットがWebサーバから毎日データを取得するようになりました。
  • タイムアウトの問題といくつかの軽微なバグが修正されました。
システム情報の新しい管理情報ベース (MIB)
Smart Protection Serverのシステム情報を、以下のサードパーティ製MIBブラウザツールから直接照会できるようになりました。
  • SNMP MIB-2 System (1.3.6.1.2.1.1)
  • SNMP MIB-2 Interfaces (1.3.6.1.2.1.2)
詳細については、「サポートされるMIB」を参照してください。
コマンドラインインタフェース (CLI) の新しいコマンド
次の操作を行うための新しいコマンドが追加されています。
  • NTPサーバのセットアップ (configure ntp)
  • サービスポートの変更 (configure port)
    重要
    重要
    サービスポートに競合が発生した場合のみ、このコマンドを使用してください。
詳細については、「コマンドラインインタフェース (CLI) のコマンド」を参照してください。
仮想マシン機能の強化
  • IPv6環境でVMware VMXNET 3ネットワークアダプタがサポートされるようになりました。
  • IPv6 Microsoft Hyper-VネットワークアダプタのLinuxカーネル5.8に関する問題が修正されました。