InterScan MSSポート 親トピック

次の表に、InterScan MSSで使用される初期設定のすべてのポートを示します。

InterScan MSSポート

ポート番号
コンポーネントと役割
設定場所
25
MTAサービスポートです。メールサーバはこのポートで待機してからメッセージを受け入れます。ファイアウォールでこのポートを開いておかなければ、サーバはメールを受け入れることができません。
[管理][InterScan MSSの設定][SMTPルーティング][接続] の順に選択します。
110
InterScan MSS検索サービスの一般的なPOP3ポートです。検索サービスは、このポートを使用してPOP3要求の受け入れやすべてのPOP3サーバに対するPOP3メールの検索を行います。
[管理][InterScan MSSの設定][接続][POP3] の順に選択します。
5060
ポリシーサーバの待機ポートです。検索サービスは、このポートに接続してすべてのメッセージで一致したルールを検索します。
[管理][InterScan MSSの設定][接続][コンポーネント] の順に選択します。
8009
エンドユーザメール隔離管理コンソールのTomcat AJPポートです。このポートは、複数のTomcatサーバとApache HTTPサーバ間の負荷分散を行うために使用されます。
{IMSS}¥UI¥euqUI¥conf¥ server.xml: Server¥Service¥Connector (protocol=AJP¥1.3)¥port
8445
管理コンソールの待機ポートです。Webブラウザを使用して管理コンソールにログオンするには、このポートを開く必要があります。
Apache待機ポート:
{IMSS}¥UI¥php¥conf¥widget.conf: Listen¥VirtualHost
8446
エンドユーザメール隔離サービスの待機ポートです。
{IMSS}¥UI¥euqUI¥conf¥server.xml:Server¥Service¥Connector¥port
8447
負荷分散を備えたエンドユーザメール隔離サービスの待機ポートです。
{IMSS}¥UI¥euqUI¥conf¥EUQ.conf:Listen¥VirtualHost¥ServerName
10024
InterScan MSS検索サービスの再処理ポートです。管理データベースの中央隔離領域およびエンドユーザメール隔離データベースから発信されたメッセージは、このポートに送られて再処理されます。
imss.ini¥[Socket_3]¥proxy_port
10025
InterScan MSS検索SMTPサービスの待機ポートです。
imss.ini¥[socket_1]¥proxy_port
10026
InterScan MSSで作成された通知メッセージの送信など内部で使用するためのInterScan MSS「パススルー」SMTPポートです。このポートに送信されたすべてのメッセージは、InterScan MSSによって検索されません。セキュリティ上の問題から、このポートはInterScan MSSサーバのループバックインタフェース (127.0.0.1) でのみバインドされます。そのため、他のコンピュータからはアクセスできません。ファイアウォールでこのポートを開く必要はありません。
IMSS_HOME/postfix/etc/ postfix/master.cf
15505
InterScan MSSマネージャの待機ポートです。マネージャはこのポートを使用して、管理コンソールからサービスの開始や停止などの管理コマンドを受け入れます。また、このポートを経由して隔離/アーカイブのクエリ結果を、管理コンソールおよびエンドユーザメール隔離管理コンソールに提供します。
InterScan MSSサーバでは設定できません。
関連するサービスを有効にしている場合、InterScan MSSによって次のポートに対する通信が行われます。
53
BINDサービスの待機ポートです。
警告
警告
ポート番号は変更しないでください。
InterScan MSSサーバでは設定できません。