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エンドユーザアクセスを有効にする
エンドユーザアクセスを有効にすると、InterScan MSSで誤ってスパムメールと判定されて隔離されたスパムメールアイテムにユーザがアクセスできます。クライアントは、LDAP認証またはSMTP認証を使用してInterScan MSSのエンドユーザメール隔離サービスにアクセスします。
注意
ユーザがエンドユーザメール隔離管理コンソール上のメッセージを管理できるようにするには、ユーザの個々のメールアドレスおよび配布リストアドレスをLDAPサーバ上のユーザのリストに追加します。
SMTP認証を使用している場合、LDAPを設定する必要はありません。
手順
[管理]
→
[エンドユーザメール隔離]
の順に選択します。
[エンドユーザメール隔離管理]
タブが表示されます。
[ユーザメール隔離アクセス]
タブをクリックします。
[ユーザメール隔離アクセス]
画面が表示されます。表示される画面は、有効化プロセスで選択した認証方法によって異なります。
[エンドユーザアクセスを有効にする]
を選択します。
[配布リストEUQの管理を有効にする]
をオンにすると、ユーザは自分が所属する配布リストのEUQを管理できます。
[エンドユーザがEUQで隔離されたメールを直接配信することを許可する]
をオンにすると、隔離されたメッセージをエンドユーザが受信者に直接配信できます。このメッセージでは、ウイルス検索ルール以外のすべてのルールが省略されます。
[エンドユーザがメッセージを再処理するときに、承認済み送信者の動作を「自動追加」するかどうかを指定する]
をオンにして、ドロップダウンリストから値を選択します。
[NTLMを有効にする]
をオンにすると、エンドユーザはNTLM認証プロトコルを使用してエンドユーザメール隔離管理コンソールにシングルサインオンでアクセスできます。
Kerberosシングルサインオンを有効にするには、次の手順を実行します。
[Kerberosを有効にする]
をオンにすると、エンドユーザはKerberos認証プロトコルを使用してエンドユーザメール隔離管理コンソールにシングルサインオンでアクセスできます。
InterScan MSSがインストールされているホストのドメインに新しいユーザアカウントを作成します。
Active Directoryドメインコントローラで、次のコマンドを使用してInterScan MSS用のキータブファイルを生成します。
C:\>ktpass.exe -out filename -princ HTTP/instance@REALM -mapuser account -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -pass password
各要素の説明は次のとおりです。
filename
は、生成されるキータブファイルの保存場所を示します。たとえば、
C:\test.keytab
のように指定します。
instance
は、InterScan MSSがインストールされているコンピュータのホスト名を示します。たとえば、
imss.test.com
のように指定します。
REALM
は、認証に使用するレルムの大文字表記名で、一般にDNSサーバのドメイン名と同じになります。たとえば、
TEST.COM
のように指定します。
account
は、InterScan MSS用に作成されたアカウントを示します。たとえば、
user@test.com
のように指定します。
password
は、アカウントのパスワードを示します。
[参照]
をクリックして、生成されたキータブファイルの場所を探します。
[アップロード]
をクリックして、キータブファイルをInterScan MSSにアップロードします。
ktpass.exe
が見つからない場合は、Windows ServerのインストールCD/DVDを使用してサポートツールをインストールするか、MicrosoftのWebサイトからファイルをダウンロードできます。
Kerberosシングルサインオンが有効な場合、エンドユーザメール隔離管理コンソールにアクセスするにはInterScan MSSのホスト名を使用します。
隔離されたスパムメールを保存する日数を選択します。
エンドユーザごとの承認済み送信者の最大数を選択します。
ユーザが隔離されたメッセージへのアクセスを開始した際に、ユーザのブラウザに表示されるログオン画面メッセージを指定します。
隔離されたスパムメールにLDAPグループのすべてのユーザがアクセスできるようにするには、[アクセスを有効にするLDAPグループの選択] で、
[すべて有効にする]
の横のチェックボックスをオンにします。
個別のLDAPグループを追加するには、
[すべて有効にする]
チェックボックスをオフにして次のいずれかを実行します。
グループを検索する場合
ドロップダウンリストから、
[LDAPグループの検索]
を選択します。
グループ名を指定します。
[検索]
をクリックします。下の表にグループが表示されます。
LDAPグループをクリックして追加します。
[>>]
をクリックします。クリックしたグループが [選択したグループ] 表に表示されます。
既存のグループを参照する場合
ドロップダウンリストから、
[LDAPグループの参照]
を選択します。下の表にグループが表示されます。
LDAPグループをクリックして追加します。
[>>]
をクリックします。クリックしたグループが [選択したグループ] 表に表示されます。
[保存]
をクリックします。