駆除できないファイル

ウイルス検索エンジンでは、次のファイルを駆除できません。

表 1. 駆除できないファイルの解決策

駆除できないファイル

説明と解決策

トロイの木馬に感染したファイル

トロイの木馬は、メッセージの表示、ファイルの消去、ディスクのフォーマットなど、予期しない、または許可されていない一般に不正な処理を実行するプログラムです。トロイの木馬はファイルに感染しないため駆除は必要はありません。

解決策:ウイルスクリーンナップエンジンとウイルスクリーンナップテンプレートを使用してトロイの木馬を削除します。

ワームに感染したファイル

ワームは、ワーム自体またはその一部の動作可能なコピーを他のクライアントシステムに拡散できる自己完結型プログラムまたはプログラムのセットです。伝播には通常、ネットワーク接続やメールの添付ファイルが利用されます。ワームはファイルが自己完結型プログラムであるため駆除できません。

解決策:Trend Microではワームを削除することをお勧めします。

書き込み保護された感染ファイル

解決策:ファイルを駆除できるよう書き込み保護を解除します。

パスワード保護されたファイル

パスワード保護されたファイルには、パスワード保護された圧縮ファイルやMicrosoft Officeファイルが含まれます。

解決策:ファイルを駆除できるようパスワード保護を解除します。

バックアップファイル

RB0~RB9のような拡張子を持つファイルは感染ファイルのバックアップコピーです。駆除処理中にウイルス/不正プログラムによってファイルが破壊された場合に備えて、駆除処理では感染ファイルのバックアップを作成します。

解決策:正常に駆除された場合、感染ファイルのバックアップコピーを残しておく必要はありません。クライアントが通常どおり機能している場合は、バックアップファイルを削除してもかまいません。

ごみ箱の感染ファイル

システムが稼働中のため、ごみ箱から感染ファイルを削除できない場合があります。

NTFSファイルシステム搭載のWindows XPまたはWindows Server 2003での解決策:

  1. クライアントに管理者権限でログオンします。

  2. アプリケーションがファイルをロックし、Windowsで削除できなくなることを防止するため、実行中のアプリケーションをすべて閉じます。

  3. コマンドプロンプトを開きます。

  4. 次を入力してファイルを削除します。

    cd \

    cd recycled

    del *.* /S

    最後のコマンドでごみ箱内のすべてのファイルが削除されます。

  5. ファイルが削除されたかどうか確認します。

他の (NTFSを搭載していない) OSでの解決策:

  1. クライアントをMS-DOSモードで再起動します。

  2. コマンドプロンプトを開きます。

  3. 次を入力してファイルを削除します。

    cd \

    cd recycled

    del *.* /S

    最後のコマンドでごみ箱内のすべてのファイルが削除されます。

Windowsの一時フォルダまたはInternet Explorerの一時フォルダ内の感染ファイル

クライアントが使用しているため、Windowsの一時フォルダまたはInternet Explorerの一時フォルダ内の感染ファイルを駆除できない場合があります。駆除するファイルがWindowsの動作に必要な一時ファイルである場合もあります。

 

NTFSファイルシステム搭載のWindows XPまたはWindows Server 2003での解決策:

  1. クライアントに管理者権限でログオンします。

  2. アプリケーションがファイルをロックし、Windowsで削除できなくなることを防止するため、実行中のアプリケーションをすべて閉じます。

  3. 感染ファイルがWindowsの一時フォルダにある場合:

    1. コマンドプロンプトを開き、Windowsの一時フォルダに移動します (Windows XPまたはWindows Server 2003 クライアントの場合、初期設定ではC:\Windows\Tempにあります)。

    2. 次を入力してファイルを削除します。

      cd temp

      attrib -h

      del *.* /S

      最後のコマンドでWindowsの一時フォルダ内のすべてのファイルが削除されます。

  4. 感染ファイルがInternet Explorerの一時フォルダにある場合:

    1. コマンドプロンプトを開き、Internet Explorerの一時フォルダに移動します (Windows XPまたはWindows Server 2003 クライアントの場合、初期設定ではC:\Documents and Settings\<Your user name>\Local Settings\Temporary Internet Filesにあります)。

    2. 次を入力してファイルを削除します。

      cd tempor~1

      attrib -h

      del *.* /S

      最後のコマンドでInternet Explorerの一時フォルダ内のすべてのファイルが削除されます。

    3. ファイルが削除されたかどうか確認します。

 

他の (NTFSを搭載していない) OSでの解決策:

  1. クライアントをMS-DOSモードで再起動します。

  2. 感染ファイルがWindowsの一時フォルダにある場合:

    1. コマンドプロンプトを開き、Windowsの一時フォルダに移動します (Windows XPまたはWindows Server 2003 クライアントの場合、初期設定ではC:\Windows\Tempにあります)。

    2. 次を入力してファイルを削除します。

      cd temp

      attrib -h

      del *.* /S

      最後のコマンドでWindowsの一時フォルダ内のすべてのファイルが削除されます。

    3. クライアントを通常モードで再起動します。

  3. 感染ファイルがInternet Explorerの一時フォルダにある場合:

    1. コマンドプロンプトを開き、Internet Explorerの一時フォルダに移動します (Windows XPまたはWindows Server 2003 クライアントの場合、初期設定ではC:\Documents and Settings\<Your user name>\Local Settings\Temporary Internet Filesにあります)。

    2. 次を入力してファイルを削除します。

      cd tempor~1

      attrib -h

      del *.* /S

      最後のコマンドでInternet Explorerの一時フォルダ内のすべてのファイルが削除されます。

    3. クライアントを通常モードで再起動します。

サポートされていない圧縮形式で圧縮されたファイル

解決策:ファイルを解凍します。

現在実行中のロックされたファイル

解決策:ファイルのロックを解除するか、実行が終了するまで待ちます。

破損しているファイル

解決策:ファイルを削除します。